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台湾独立の編集履歴

2020-12-15 03:56:52 バージョン

台湾独立

たいわんどくりつ

台湾の独立、独立国として認める、動き。

台湾は中国領として扱われ、国家として記されない場合もあり、国家独立国とする、認める動き

独立国としての承認を目指す人々には大きく2つの派閥がある。中国人としてのアイデンティティを持ち「中華民国」として独立する人々と、台湾にアイデンティティを持ち「台湾」として独立する人々である。


問題

現状台湾は事実上独立しているが国家としての独立には沢山の問題がある。

国内の問題

  • 台湾では多くの人が独立派の主張する事に賛成しておらず現状維持を望んでいる。実際に独立宣言をした場合、中華人民共和国との関係悪化は不可避であり軍事的衝突が予想される。そのため危険を犯してまで独立する必要はなく経済的結びつきも強い大陸を刺激したくないと思っている。更に国名を台湾にすることも大陸を刺激することから否定的である。

  • 台湾人意識が強まったとはいえ抗日戦争の当事者であった国民党や金門島など日本の統治を受けなかった地域では台湾意識への拒否感があること、台湾独立派の中では日本統治時代の認識で支配を正当化している勢力がいることも問題となっている。日本の敗戦により台湾は放棄されたがそれがなければ台湾が独立する事はなく同化政策もあって民族としても残っているとは言い難い。

  • そもそも独立状態である事から独立する必要がない。国民党独裁時代では外来国家である中華民国から独立する事に意味があったが民主化したため何処から何故独立するのかという点が曖昧になっていった。事実戒厳令時代の流れを汲む中華民国否定派は選挙で勝てなくなってきている

国外の問題

  • 今の中国の一部ではなく中華民国または台湾は大陸の中国とは別の国家であると独立宣言をしたとしても独立国家になるには国家承認される必要がある。

中華人民共和国は二重外交を認めていないことから世界の工場や世界最大の市場を諦めて台湾側に付く国は限られている。


  • 軍事力では大陸が圧倒的であり台湾の軍事力はかなわない。台湾側が独立宣言をした場合大陸に制圧される可能性が高い。アメリカが台湾の防衛をする事になっているが到着までに時間がかかる事からそれまで台湾だけで持ちこたえなければいけない。

また防衛義務があるとしてもどんな時でも助けてくれるとは限らない、台湾が独断で独立宣言をした場合大陸との戦いにアメリカが巻き込まれることになるため防衛をしない可能性もある。そういう事もあり独立急進派の陳水扁政権時代は対米関係が悪化した。

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