ムシウタ

ムシウタとは、角川スニーカー文庫から刊行されているライトノベル作品である。著者は岩崎恭平。

思春期の少年少女の夢を喰らい、対価として超常の力をもたらす「虫」という存在を巡って繰り広げられる戦いと人間模様、そして淡い恋を描く。

概要

用語

「虫憑き」

虫に取り付かれ超常の力を使えるようになった少年少女のこと。大人の虫憑きはほとんど確認されていない。

取り付かれた者は夢を虫に食われやがて死に至る。虫を成長途中で殺された者は死なないが意思と感情を失い廃人になる。

「特環」

特別環境保全事務局の略。虫憑きの少年少女を秘密裏の内に保護、隔離し研究している政府の機関。

内情は消して一枚板ではなく、特定の人物の意向に振り回されているケースもあるようである。

超常能力を持つ虫憑きを保護するために、戦闘能力の比較的高い虫憑きの少年少女を訓練して局員としている。

その為一部の虫憑きの少年少女から虫憑き同士の戦いを強いる存在として忌み嫌われている。

主な登場人物

主人公（ムシウタ本編）

「薬屋大助」（大助）

本編及び過去編であるbugを通したメイン主人公。火種一号でコードネームは「かっこう」

ある目的のために虫憑きと戦い続けている。

クールでストイックだが過去編では違った顔も見せる。別人と言うな。

「杏本詩歌」（詩歌）

本編メインヒロイン。秘種一号。「ふゆほたる」「スノウ・フライ」など。

弱気で内気な少女だったが、主人公や様々な虫憑きとの出会いを通して成長し、ある夢を叶えるために行動し始める。

ふゆ●たるはよく似た亜種であり彼女とは決してまったくなんの関係もない。

主人公（ムシウタbug）

「一之黒亜梨子」（亜梨子）

過去編bugのメインヒロイン。虫憑きではないがとあるいきさつから虫憑きの能力を手に入れる。

一般人ではないが虫憑きでもないという境遇に悩むがやがて答えを得て戦いに臨む。

グラップラー。

「花城摩理」

過去編bugのキーマン。亜梨子の使う虫の能力は本来この少女の物である。

彼女の虫と彼女にまつわる謎を中心にbugのストーリーは進行する。

特環所属

「土師千莉」

「御嶽アンネリーゼ」

「堀内愛理衣」

「獅子堂戌子」

むしばね

「立花利菜」

ハルキヨ一味

「世果埜春祈代」

茶深一味

「菰之村茶深」

「鮎川千晴」

「白樫初季」

その他無所属

「塩原鯱人」

「南風森愛恋」

「田央萌々」

虫憑きではない人間

「佐藤陽子」

「赤瀬川七那」

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