六方悟
ろっぽうさとる
概要
CV:間島淳司
普段はグリーンタウンにある裁判所でネット犯罪の裁判で判事を務める優秀な検事である。いつも笑顔を絶やさない青年。
グリーンタウンの審判の木を考案したのも彼である。
だがその正体は、WWWの一員であった。ナビはジャッジマン。
かつては「悪人は全員牢屋に入れてやる!」と意気込むほどの正義感に燃えていたが、一向に犯罪が減らない社会に絶望し、自ら悪の道を進むようになった。熱斗の父光祐一朗に審判の木をハッキングしたという罪を着せ、刑を実行させようとした。しかし、熱斗によって祐一郎のアリバイを証明され、防犯カメラの映像で真犯人だと突き止められると警備ロボを暴走させ、才葉シティの人々を全員逮捕しようとした。ロボの暴走を止めるべくプラグインした熱斗とロックマンによって持ちナビであるジャッジマンを倒されて逮捕され、後に審判の木にはかなりの改造が施されていたことが判明、審判の木が改修された後に行われた初めての裁判で懲役刑を下され、お仕置き部屋に収容された。
自身の開発したシステムで自分が裁かれるというこの結末について熱斗は後に「なんて皮肉なんだ」と語っていた。
物語終盤で再登場。
キャプテン・クロヒゲと共に脱獄し、バレルの命令でロックマンを強奪した後はキャプテン・クロヒゲ、チロル、入道露晴と共にWWWを脱退。
ケイン市長をバックに付け、独自に電脳獣を狙って行動するも失敗し、最終的に入道・チロルと共に万博会場にあるWWW本部に密かに潜入しようとしたが、追いかけてきた熱斗にジャッジマンをデリートされた挙句、伊集院炎山が合流したことでパビリオンから飛び降りて逃走。
しかし高所から飛び降りたためか、うまく着地が出来ず頭をぶつけ気絶しているところをオフィシャルに逮捕された。
自身のナビであるジャッジマンとは強い信頼関係にあるらしく、ロックマンにデリートされたときに彼は「すまない・・・、悟・・・」と謝罪し、最期まで六方のことを気にかけており、そんなジャッジマンの最期を深く悲しんだ六方は「子供に対して暴力を振るわない」という自信のポリシーを曲げてまで、熱斗に報復しようとしていた。
アニメ版ではビースト+に登場する。
強い正義感の持ち主でネットナビに対する罰則・ネットナビ処罰法を上司に提案しているが、受け入れられず苛立ちを募らせていた。
その後、街の散歩中に様々な不幸な目(歩きながら本を読んだ結果の前方不注意や自分で頼んだ激辛カレーに悶絶した挙げ句の腹いせと言った自業自得)に遭うたびに、自分勝手な罰則である(しかも施行どころか草案すら通っていない)ネットナビ処罰法に基づいてナビたちを不当に逮捕していった。
その後、ネットセイバーの二人に嗅ぎつけられ戦闘となるも、獣化したロックマンによってジャッジマンが撃破され、PETが破壊された際に罰といわんばかりに燃やされ慌てて鎮火するも、今までの悪事がネット警察にバレたことで逮捕された。
逮捕された際、髪が燃やされてアフロっぽくなってたため、熱斗からはみすぼらしいオッサンといわれた。
原作とは違い登場時に子供であるネットセイバーに力を借りるネット警察を皮肉ったり、他人に私的制裁を加えたりと、かなり独善的で嫌な大人になっていた。
名前の元ネタは、六法全書からと思われる。