武双山
むそうやま
大相撲の元力士・武双山正士の事。現在の藤島親方。
概要
本名は尾曽武人。1972年2月14日生まれ。
父親はアマチュア相撲の名選手で少年時代に父の相撲道場にて相撲の稽古を積み、水戸農業高校時代には高校横綱となり専修大学時代にはアマチュア横綱となっている。
武蔵川部屋に入門して1993年1月場所にて幕下付出にてデビューし僅か2場所で十両に昇進し十両も2場所で通過して93年9月場所で新入幕のスピード出世を果たした。翌年には関脇となり三役常連となり、1995年初場所で貴乃花の連勝を30で止めるなど活躍。
しかし怪我(左足親指靭帯断裂や腰痛)の影響もあって大関獲りには時間がかかり2000年1月場所で初優勝、翌場所で12勝3敗の好成績にて大関昇進となる。
新大関の場所で休場し翌場所の負け越しで僅か2場所で大関陥落の憂き目を見るが関脇で10勝を挙げて再昇進し2004年の引退まで大関を務めたが怪我の影響もあって途中休場も多く大関としては芳しい結果を上げられなかった。
引退後は年寄・藤島を襲名して藤島親方となり2010年に師匠である武蔵川親方から部屋を継承した。