概要
ユービーアイソフトが発売する、トム・クランシーの名を冠するミリタリーゲームシリーズ。
最新作は2019年に発売された「Ghost Recon Break Point」。
当初は初期のトム・クランシーゲーム作品のレインボーシックスに代表されるようなハードコアな一撃即死の高難易度SFミリタリーFPSだったが、シリーズを重ねていくごとにステルス要素が強いTPSになり、どんどんと内容はカジュアルになっていき、ワイルドランズからはステルスなオープンワールドTPSで舞台が現代になった。
そのため、初期と比べてかなり現在のゴーストリコンはテイストが異なる。(そのせいでブレイクポイントがフューチャーソルジャーの一年後にも関わらず、かなりドローン以外はかなり近代的だったりと微妙に世界観に矛盾が発生している。)
初代~アドバンスウォー2まで「ゴースト」はアメリカ陸軍の極秘のグリーンベレーから引き抜かれた特殊部隊となっていたが、ワイルドランズからは米軍特殊作戦軍直轄の主にデルタフォースなどから選抜された部隊に変更された。(ちなみに陸軍だけではなく、海軍のNavySEALsからも隊員が引き抜かれるようになった。)
部隊章は三回変わっており、一回目はグリーンのベレーを被った骸骨の下にXM29が描かれているのが一番最初のパッチであり、二回目はゴーストリコンアドバンスドウォーファイターからフューチャーソルジャーまで使用されたシンプルな簡略化された骸骨のパッチであり三回目は徐々に消えていくような仮面のようなデザインの骸骨に変更されているが、三回目の変更はワイルドランズ時に行われたはずだが、その5年後のフューチャーソルジャーでは三回目のパッチが使用されていないため矛盾している。(ただし、作戦を行う部隊の地域によって差異がある可能性も否めない。)
アドバンスドウォーファイター2までは、プラットフォーム間のゲーム機の性能が安定していなかったため、同じタイトルでもPC版とXBOX版、PS版で内容やゲームエンジン、時代背景、時系列が大幅に異なる場合があった。
ちなみに同じトムクランシーシリーズのレインボーシックスやH.A.W.X.、スプリンターセルシリーズとは世界観が繋がっており、スプリンターセルカオスセオリーはゴーストリコン2と全く同時期の出来事だったり、ゴーストリコンフューチャーソルジャーで窮地に陥ったゴースト隊員をH.A.W.X.が救ったり、ワイルドランズやブレイクポイントではゴーストリコンとレインボーの隊員が共闘する点などがあげられる。
シリーズ
- 初代
- デザートシージ
- アイランドサンダー
- ジャングルストーム
- 2
- 2 サミットストライク
- アドバンスウォーファイター
- アドバンスウォーファイター2
- フューチャーソルジャー
- ワイルドランズ
- ゴーストリコンブレイクポイント