ファフニール(小林さんちのメイドラゴン)
ふぁふにーる
キャラクター像
本作の登場キャラクター。トールの知り合い。
世を忍ぶ仮の姿として眼鏡をかけた青年の姿をとっており、執事のような服装を着用している。
人間界での名は「大山猛」(トール考案)。
トール以上に人間を敵視しており、彼女が人間界での生活のアドバイスを求めたところ『とにかく殺せ』と助言したり、
度々『人間に寄りすぎている』と注意する程だが、彼が後にある意味彼女よりも人間に染まってしまっている(後述)。
ドラゴンの姿は原作・アニメ共に少し描写されているがはっきりとは出ていない。(初登場時の姿は彼がトールに”人型なら何でもいい”と言われたが為の姿であり真のドラゴン形態ではない。)
元いた世界では財宝を守るべく洞窟に引きこもっていたが、こちらの世界でも引きこもり(後述)。初登場はトールが電話機に魔法を使って「門番とは何をしたら良いのか」訊ねたことに対する声のみ。この時「殺せ。財を奪おうとするもの全て殺せ。疑わしきは殺せ。呪いを込めて殺せ。末代まで不幸にしてやれ」と答えており、トールはそれを実行してしまい、男2人がドラゴン姿のトールに驚いて逃げ出すことになる。もっとも、こいつら実際空き巣狙いのピッキング犯だったのだが。
ルコア同様トールを心配してこちらの世界に来たものの行く当てがなかったところ、たまたま当たった小林さんの同僚・滝谷真の家に居候させてもらう事になる。ちなみに当初住居探しに自らの持ち物である金塊を使おうとして不動産屋に断られているのだが、都内ならいくらでも換金できたのでは……
小林の家に訪れた際ゲームに興味を持ち、滝谷との同居以後はどっぷりとハマッてしまっている。
更にはゲーム以外の彼のオタク趣味に染まってきている節があり、公園でライブでの振付を練習していたり、ちゃっかり同人誌を作っていたりもしている。ただし内容はかつて財宝狙いの賊共へ見舞って来た呪術のマニュアルで、トールに実用に堪え得るとお墨付きをもらった禁書レベルの厄ネタ。(そのためか結果は惨敗であったが原作のおまけでは滝谷が一冊購入した。)
来歴からか、誰に対しても冷たく不愛想な振る舞いだが小林とトールの仲を内心は理解(?)したり、滝谷に諭された際には反論できずに居たりと実際は素直になれない性格のようだ。(更にカンナ曰く「人見知り」との事。)
アニメ6話では滝谷とファフニールの関係が掘り下げられ、「人間には当たりと外れがある」と考えた上で滝谷を「当たり」だと評している事や、原作内で滝谷と度々アキバ巡りをしているなど関係は案外好調のようである(これに関してはトールも驚いていた)。MMORPGらしきネトゲもプレイしているらしくハンドルネームとしてそのまま大山猛を使用している。一日12時間はログインしているため他のユーザー間でも知名度は高いらしくゲーム内では『大山さん』と呼ばれ親しまれているなどほぼネトゲ廃人まっしぐらである。チャットでは『俺は人間ではない』と打ち込んでも当然ながらなりきりだと思われている。なおトールやエルマのように働いているわけでもないので実質滝谷に養ってもらっている。
更に上記の放送の後に発売された2017年月刊アクション4月号内の原作第54話にて6話のその後の話が掲載された。
6話が更に楽しめる内容となっているのでファンは要チェックである。
関連タグ
セバスチャン・ミカエリス:執事服姿の人間に化けて基本人間を虫けらとしか思っていない悪魔、しかも中の人が同じということで一部でネタにされている。