謙信兼光

けんしんかねみつ

「謙信兼光」は、上杉家伝来の兼光作の太刀。本項ではそれをモチーフにした「天華百剣」のキャラクターを解説する。

概要

電撃G's magazine発の刀剣美少女プロジェクト「天華百剣」に登場する巫剣の一人。

豊満な体つきと鮮やかな紫色の髪が美しい美女。

その見た目に反して、一度も戦に出たことがないため、自分に自信がなく、控えめな性格をしている。

控えめな性格ながら、武田氏によるコスチュームデザインは非常に扇情的で、そのギャップがキャラクターの魅力を引き立たせている。

また、「謙さん」の愛称で親しまれている。

2019年1月の正月イベントで実装。

2020年9月のお月見イベントで実装。

単一で「謙信兼光」という銘を持った刀は存在しないらしく、「上杉謙信が所有していた兼光作の刀」が複数存在する。本作の謙信兼光も、そのひと振りであろう。

唯一のものでないためか、刀剣をモチーフにした作品は数あるが、謙信兼光が登場するのは本作くらいである。

兼光は、南北朝時代の備前国長船派の棟梁鍛冶。初代と二代目の二人いた説と、長命かつ作刀機関が長かった一人の人物と言う説がある。

刀の特徴としては、身幅広く、大鋒で豪壮な立ち姿や元先の幅差がついた姿などあり、時代の需要に合わせた刀姿が変化した作が残っている。

さらに互いの目刃の匂出来の作から、当時流行した沸出来の相州伝を加味した相伝備前の作風まであり、かつ切れ味の良さでも定評もあり、多くの大名物として現存するものが多い。

岡山県津山市で開催された天華百剣コラボの刀剣展示では、三上貞直の作による写しが展示された。