CV:高乃麗
概要
赤い髪と褐色の肌の少年。星界歴六伍六八千九七八年天月拾壱日(現生界換算で10月11日)生まれ。天秤座のAB型。身長134.5cm、体重27kg。星界山第四星界モリト村出身。好きなものは水泳と新鮮なもの、苦手なものは腐ったものと喧しい奴。特技は魚捕りと潜水。両膝の傷は右膝方が小鮫に噛まれたもので、もう片方がその鮫を助けようとした村人が放った銛で負ったもの(月刊アニメディア90年 小冊子付録短編コミカライズ『海火子のキズ』参照)。
第一星界からワタルたちを人混みや物影から様子を窺い後を着けているだけで、初めて姿を見せ対面したのは第二星界からである。
最初は何故かワタルの星龍剣を欲しており、度々自分の持つ銛と交換しろと迫り、剣を巡って勝負を吹っかけたりしていた。手持ちの銛は母方の父親が大変洋上で暴れていた巨大片目ナマズクジラと激闘を繰り広げ、その腹を破って出てきた曰く付きの代物(月刊OUT 90年8月号 OUT版星界ニュース参照)。日頃から斜に構えるのは父から徹底的なスパルタ教育を受けた為。ジリ貧暮らしが長い為に高級レストランに入るなど夢のまた夢であった。
家族は漁師である厳格な父親勇哩火と病弱な母親渡津海しかいないと思われていたが、父が星界山王家の星太子である事がドアクダーとの最終決戦時に判明し、祖父母が国王である星天王と星太后だと明かされた。
CDドラマ、コミカライズ、ノベライズなどのメディアミックス作品からの後日談では新たに付与された名を授かりながらも日々王宮暮らしに悪戦苦闘し、鬱憤が溜まって脱走と帰還を繰り返している。当人やキャラデザとしては王族よりも漁師としての方が性に合っている様子。
『魔神英雄伝ワタル_七魂の龍神丸』5話にて久々の登場を果たす。
今回の騒動を聞きつけたのか聖龍妃に頼み込みワタル達より後から無想界山へ赴くが、先に第5の世界に到着後に罠に嵌まり、ドレッド王国の王女イズーと騎士オリスカンに助けられ、しばらく王国で闘技場の戦士として活動していた。
助けられた恩義から二人の仲を取り持つために闘技場での優勝を目指していたが、これまた迷い込んできたワタル達と再会を果たすも、その際、虎王の邪虎丸と夏鬼丸での対戦も発生している。