概要
ワタルが住む世界。所謂人間界、現実世界を指す。即ち『現(うつつ)に生きる世界』の意。
神部界の神々や、魔界に住まう魔界の者の祖先、神獣や魔物、妖怪も嘗てこの世界の出身者で、魔神もまたこの世界で生み出された。
遠い神話では電子の悪戯によって『神聖』が生まれ、光を生み出すも、影が生まれる事を知らず唾棄した為に闇と化し長きに渡り対立。彼らの倒れた後に天地を含む万物も創世されたと云うが、神々や人間すら記憶の彼方に追いやられる程の事であり、記述や口伝にすら残っていない。たとえ事実として存在したとしても、記憶の残滓に尾鰭が着いた創作と言われるだけである。
魔界の者が大挙して侵攻しない理由は「魔界と同じ状況で、容易く攻め込め制圧しやすい」から。
よく『現世界』『人間界』とも書かれ、様々なメディアで整合性統一されていないのは、総監督がTVシリーズ『無印』本編を中核として描き、ゲーム、ノベライズ、CDドラマ、コミカライズ等は枝分かれした『if』の物語としてファンに1人1人個別に見て楽しませる理由から意図的に一部の世界観や設定を変えている為である。