概要
滋賀県大津市仰木の里東4-3-1に本部を置く。1993年に設置された。大学の略称は成安、成安造形大など。
沿革
成安造形大学は、1920年(大正9年)に学祖である瀬尾チカが、京都市に成安裁縫学校を設立したことにはじまる。その後、1950年(昭和25年)に成安女子短期大学開設、1993年(平成5年)に学校法人名を京都成安学園に改称し、成安造形大学が開学する。滋賀県内唯一の芸術大学である。
建学の精神は「成安」の名に由来し、「成安」とは人の和を大切に、一人ひとりが自己の使命を追求し、全うし続けることを通じて、心安らぐ平和な社会をつくることに貢献するという意味である。
学部・学科
成安造形大学は、芸術学部芸術学科の中に、6つの研究領域、19の専門コースを設けている[2]。カリキュラムは、造形表現の土台を固めた上で、専門分野を深めていくものとなっており、1年次から4年次のどの段階でも他領域の学びを取り入れられる。講義系教員・実習系教員、領域研究室スタッフ、クリエイティブサポートスタッフ、学生支援職員、キャリアサポートセンター職員、研究・連携支援職員といった支援体制が構築されている。