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将硝の編集履歴

2021-03-04 03:28:33 バージョン

将硝

しょうしょう

漫画『聲の形』における石田将也と西宮硝子のカップリング。

概要

漫画『聲の形』における石田将也西宮硝子のカップリング。


注意事項

公式ファンブックを読んだ人はもちろん、原作を読んだ方の多くが理解しているように、この作品における恋愛描写のほとんどは読者サービスの域を出ない。

あくまで作品に好意的なファンそれぞれがごく純粋に楽しむものであり、作品において(作者が意図した)本質的な部分とは丸きり関係のないものである。

(そもそもこうした“弁え”は、二次創作全般における常識である)


原作において

(各シーンにおける登場人物の心理は『聲の形 公式ファンブック』に詳しい。

作者である大今良時先生自身による非常に緻密かつシニカルな解説がある)


「理由…必要?」(3巻)

永束と共に植野のアルバイトしている猫カフェを訪れたとき、変装した植野から初来店の客用という説明を受け猫ちゃんポーチを手渡された将也。「このポーチ西宮にあげたら喜ぶかなぁ…」と考え、結絃に「これ西宮…使ったりするかな?」と訊ねる。

その場にいた結絃、将也の母、将也の姉、マリアたちもポーチを欲しがるが、それに対して将也は「悪い…西宮にあげるって決めたんだ」と断る。

そして「なぜ数ある選択肢の中から西宮さんを選んだ?」という永束からの問いに、「理由…必要?」と返答したことで一同はニヤニヤする。


猫のポーチは元々植野が将也への「ずっと好きでした」という告白の手紙を入れて渡そうとしたものであったが、永束の分のポーチと偶然入れ替わったことで告白が伝わることは無かった。硝子はその後結絃を介してポーチを受け取り、使用している。


「う きい」(3巻)

橋の上での硝子の告白のシーン。

「好き」と叫ぶが将也はそれを聞き取れず、何度か聞き返したものの硝子の声はどんどんとか細くなっていき、最終的には「月?」と将也が解釈。硝子もそれを認めてしまい、その場を逃げ出してしまう。

後々(4巻)には、硝子が結絃に「将也に告白したこと」「告白が伝わらなかったこと」を伝えてベッドで足をバタつかせるシーンや、将也が自分の勘違いに気付かないままに「簡単な言葉も理解してあげられなかった」と反省するシーンなどもある。


「今日なんか…めっちゃかわいいね」(4巻)

植野との対話の中で、硝子は「私は私が嫌いです」と告白する。

隠し撮りしたビデオによってそれを知った将也は「西宮には西宮のこと好きになってもらいたい」と零し、結絃から「なんでもいいから褒めてやれ」とけしかけられる。

それを受け、後日硝子と会った将也は出会い頭に「かわいいね」と褒める。

続けて(3巻)でのポニーテールを褒め、髪質を褒め、靴下を褒め、パンを褒めた。


「助かるよ西宮!!」(5巻)

映画作りに参加してみないか、と硝子を誘う将也。その直後に永束からメールが届き、将也は映画のための買い出しを頼まれ、硝子はそれを手伝うと進言する。

純粋な感謝の興奮から、将也は思わず硝子の肩を抱いてしまう。

硝子は動揺し、将也もすぐさま我に返って慌てて身体を引いた。

 

「い……(一緒に…)」(5巻)

花火の下で硝子と会話する将也。

硝子の誕生日を訊ね、恥ずかしがりながらも来年は一緒に祝いたいと伝え赤面する。


「ちなみに俺はさ」(6巻)

硝子を引っ張り上げた後、足の踏ん張りが限界に来たことで落下してしまう将也。

 その落下までの間で「俺のことどう思ってるのか聞いておけばよかった」「ちなみに俺はさ」というモノローグがある。


「生きるのを手伝ってほしい」(7巻)

二週間ぶりに意識を取り戻した将也は、深夜、橋の上で硝子と再会する。

そこで互いに言葉を交わし、涙を流し合いながら、将也は

「硝子は自分にとって必要な存在であること」「硝子は必要とされていること」を伝える。


「引っぱってってくれるの?」(7巻)

将也は硝子と共に文化祭へ訪れる。

「ちゃんと向き合う」と思っていたものの、それを出来ずに下を向いてしまう将也。

硝子は「自分が引っぱっていく」と伝え、将也も手を伸ばすものの、

「手を繋いで歩く」という構図を二人ともが恥ずかしがり、硝子は将也の袖を掴んで歩いていくことに。


「一緒に 頑張ろう」(7巻)

二人ともが理容師を目指していることが発覚し、将也は硝子に「(ストーカー的な意味でとは)違うからね」と伝え、硝子は「自分も同じこと考えてた」と伝えた。

その後「一緒に頑張ろう」と互いに微笑み合う。


”握手”(7巻)

成人式における同窓会で、水門小の会場入り口で緊張してしまう将也と硝子。

将也は、硝子の右手を右手で繋ぎ、その門を開いていった。


関連タグ

聲の形

石田将也 西宮硝子

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