概要
1962年に盛岡-秋田間を花輪線・奥羽本線経由で運行する準急列車として運行開始。その後、増発や延伸も行われたたり急行列車に格上げされたりしたが盛岡駅発着の便が「はちまんたい」に改称されて一旦消滅。1970年に「よねしろ」の愛称が復活。「はちまんたい」も「よねしろ」に統合された。最盛期には宮古発着となった便もあったが、1982年に盛岡-大館・弘前間の運行となったが、1985年3月、快速「八幡平」に格下げされ、一旦消滅。
1986年11月、「よねしろ」の愛称が復活。運行区間は秋田-大館-陸中花輪(現・鹿角花輪)に変更された。秋田-大館間で急行運転を行い、大館-陸中花輪間は普通列車(各駅停車)だった。定期券でも乗車することができたため、通勤優等列車の役割も果たしていた。JR化後に座席をリクライニングシートに交換するなどの車両のリニューアルも行われたが、1993年12月に701系電車による快速「しらかみ」(後の「しらゆき」)が運行を開始すると速さや停車駅数で逆転現象が発生する。
2002年12月、廃止。その後は運行系統そのままで快速列車に格下げされたが、その快速列車も2008年3月、奥羽本線と花輪線に運行系統が分割され、消滅した。