概要
【Χρόνος(Khronos)】
シュロスのフェレキュデースが創作した神で、彼の「Ἑπτάμυχος」(ヘプタミュコス)に登場するが、他のギリシャ神話には見られない。カオスから生まれた説や、元々は川の神だった説がある。
農耕神のクロノスΚρόνος(Kronos)と混同されやすいが、全く別の神。
因みに、「クロノス」は流れ続ける時間であり、瞬間・時刻は「カイロス」(Καιρός)という。
chronicle(年代記)、chronometer(精密時計)、synchronize(同期する、同時である)など時間に関する単語の語源になった。