「カトル!お前はお前の意志で戦え、そして自爆装置も必要だと思ったときに使えばいい。」
「あの純粋さと優しさを奪うことなどできん…カトルにとってはオペレーション・メテオより過酷な運命を辿ることになるかもしれんが…」
概要
開発者の1人で、ガンダムサンドロックを開発した。
L4出身のコックピットシステムのエキスパート、様々な機構を組んでいる。
連合から逃げた後は地球から追放された失業者や政治犯を拘留していた資源衛星MO-Ⅲに引きこもっていたが193年にマグアナック隊がカトル・ラバーバ・ウィナーらを人質にして衛星にいた労働者たちを解放した後、カトルの実家であるウィナー家の当主ザイード・タブラ・ウィナーの元に匿われる事となった。
そして平和主義の父ザイードに反発していたカトルの協力の元、そこでサンドロックを作り上げた。
カトルの事を思い、サンドロックの自爆装置にはパイロットを脱出させた後ある程度前進してから自爆するように作られている。
また、劇中で登場したウイングガンダムゼロは彼の残した設計図から作られている。アゴの形がどことなくサンドロックに似ているのも彼のデザイン案から来ているのだろう。
たとえカトルが過酷な運命を背負ってもその優しさまで失ってはほしくないと願っており、オペレーション・メテオ実行時にはサンドロックに自爆装置を組み込んだこと、組織からの連絡を握り潰して自分の意志で戦い、自爆装置も必要だと思ったときに使うよう指示してカトルを地球へ送り出した。また、カトルには真のオペレーション・メテオが何なのかは一切伝えていなかった。
「Frozen Teardrop」では本名がヘンリー・フィーアとなっている。ゼロシステムには大元となるシステムがあり、それをモビルスーツ用に最適化したのがH教授であるという。