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白薔薇のフランケンシュタイン

しろばらのふらんけんしゅたいん

「白薔薇のフランケンシュタイン」は、フランケンシュタインを元ネタとした日本のファンタジー漫画および同作のメインヒロインの別名。WEBコミック配信サイト『GANMA!』にて、2017年7月28日から連載されている。

概要補足

隔週金曜日更新で、作者のシズとしては『魔法少女の親友』に次ぐ『GANMA!』での連載2作目。2019年に実施された「GANMA!よ!俺たちの声を聞け」企画でショートアニメPVも作られた。

あらすじ

仮構西暦20××年、D連邦共和国特殊作戦師団所属のX-11(イクス・エルフ)軍曹は、上司より「怪物」と称される要人・フランケンシュタイン博士の警護と疑惑調査を命ぜられる。軍曹が警護対象の家に到着すると白髪・青瞳の少女に出迎えられる。少女は自分こそが不老不死の「怪物」ヴァイスローゼ・フランケンシュタイン博士であると語り、自ら不老不死であることを証明する。博士より「クレー」という名を与えられた軍曹は警護対象のヴァイスローゼとの同居生活が始まる。

登場人物

CVはショートアニメPVの声優

主な登場人物

ヴァイスローゼ・フランケンシュタイン

CV:優木かな

本作メインヒロインにして白髪碧眼の「怪物」フランケンシュタインの少女。別名は白薔薇(しろばら)のフランケンシュタイン。略称のローゼで呼ばれることもある。

見た目は約140㎝の少女だが、300年以上生きる不老不死かつ生きた国家機密である。弟のハーゼからは「ロリババア」と呼ばれている(「お前が言うな」その1)。なお、「父」のヴィクトル、「兄」のシュバルツネーベル、「弟」のハーゼとは血縁関係はない。

自然科学などの幅広い分野で功績を持ち、現在は機械人形や義肢を中心に研究・開発を生業としており、博士とも呼ばれている。

クレー=X-11(イクス・エルフ)

CV:八代拓

本作主人公でD連邦共和国・特殊作戦師団所属の軍人。階級は軍曹。身長約190㎝で顔に大きな傷がある。基本的に感情を表に出さない性格。

軍の中では知名度があり、噂により「子供殺し」とも称されていた。

軍所属の特別孤児院「南の丘」の出。名前がなく、軍の生態番号である「X-11」を名前代わりに使用していたが、ローゼよりクレーの名を与えられる。ゼクスにライバル視されている。

上司のハイトマン少佐より身辺警護と疑惑調査の命を受けてローゼの下に派遣、警護込みの共同生活をするようになる。

軍人

ハイトマン

D連邦共和国特殊作戦師団の少佐。クレーらの上司。クレーにローゼの警護と疑惑調査を命じた本人でもある。既婚だが片思いを引きづるオッサン。

ゼクス=C-6(ツェーゼクス)

D連邦共和国特殊作戦師団の軍人で2曹。軍所属の特別孤児院「東の丘」の出身。褐色肌の男性で戦闘狂。クレー同様に名前がなく、C-6は軍の生態番号。…ついでに、デリカシーもない。

フィア=C-4(ツェーフィア)

D連邦共和国特殊作戦師団の軍人で3曹。クレー同様に名前がなく、C-4は軍の生態番号。糸目の男性のような容姿をしている。

ヴァイスローゼの関係者

菫(すみれ)

ローゼにメイドとして仕える猫耳、シッポ付き機械人形(オートマタ)。

グラウハーゼ・フランケンシュタイン

ローゼとシュバルツネーベルの「弟」にあたるフランケンシュタインの少年。別名は灰兎(はいと)のフランケンシュタイン。略称はハーゼ。

見た目はショタだが、300年以上前に普通の人間であるヴィクトルに造られた3体目のフランケンシュタイン。ローゼからは「ショタジジイ」と呼ばれている(「お前が言うな」その2)。

「姉」同様生きた国家機密で、ブラックカード持ち。

アヤメ

グラウハーゼに仕える機械人形の女中。菫の姉妹機にあたる。

シュバルツネーベル・フランケンシュタイン

ローゼとグラウハーゼの「兄」にあたるフランケンシュタインの青年。別名は黒霧(くろきり)のフランケンシュタイン。略称はシュバルツまたはネーベル。

物語開始前にヴィクトルの死後、妹と弟の前から失踪。

ヴィクトル・フランケンシュタイン

ローゼらフランケンシュタインの「父親」にあたる人物。300年前を生きた普通の人間であり、故人。

用語

南の丘(ズューデンヒューデル)

クレーが育ち、義務教育と軍事教育を受けた軍直属の特別孤児院。

ここと同様の施設として「東の丘」など3か所があるが、一番ヤベエのがここ。

フランケンシュタイン

300年前にヴィクトル・フランケンシュタインによって作られた「怪物」とも呼ばれる人造人間

PV

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