声優は日野聡。
概要
九十九遊馬が通っている学校に転校してきた謎の少年。WDCで優勝した遊馬の大ファンでもある。
おせっかい焼きなのか遊馬への純粋な好意のあらわれなのか、彼の役に立とうとするもののやることなすことが空回りしている。
ただ、当の遊馬にそこまで嫌がるそぶりはない。
口癖は「よかれと思って」。
ギラグとの戦いの最中、自分を守ってくれた遊馬に対して真の友情を感じ、バリアンズ・ガーディアンという本来の役職を明かして「RUMリミテッド・バリアンズ・フォース」、そして5枚の「V」のカードを遊馬に託す。
以降は遊馬と二人だけの時は遊馬を呼び捨てにし、敬語を使うことをやめ、一人称が「私」に変化した(アストラルのような喋り方になったといえば想像しやすいだろうか)。
ベクターとのデュエルで遊馬を庇ってバリアン界へ連れ去られ、遊馬の感情を刺激するための人質となってしまう。
遊馬達はそれを追ってバリアン世界に乗り込むことになるのだった……。
だが奴は…弾けた。
正体
その正体はベクターの人間体であり、これまでの真月としての振る舞いはすべて遊馬を騙し、信用を得るための演技であった。無論バリアンズ・ガーディアンなどという役職は存在すらしていない(つまりバリアン警察手帳はわざわざ自作したことになる)。
96話までEDクレジットにベクターのキャストが表示されていなかったことや、真月の言動などからベクターと真月に何らかの関係があることは確実ではあったが、真月とベクターのキャラがあまりにも違い過ぎることから、96話で正体が明らかになるまでは双子や二重人格など様々な説が飛び交っていた。
……が、結果はご覧のありさま。大きいお姉さん達は阿鼻叫喚の様相を呈したが、歴戦の猛者たちの中には「だが、それがいい」という者も。某キングと似た髪形をしているので少しはまともだと思ったが、180゜違った。
一方で、そのあまりの下衆さと遊戯王DMの先輩を彷彿とさせる顔芸で、株はうなぎ登りとなった。歴代の先輩といい勝負である。
しかし、本来の性格などから、遊馬が言っている通り真月こそがベクター自身の本来の人格である可能性が高い。
詳しくはベクターの項目を参照のこと。