"Come back is king..."
概要
CV:谷山紀章
「蒼空の向こう側」で登場した、暴走族『運命夜想曲』(ディスティニーノクターン)の総長。
「笑いながら人を食い殺す」と噂が立つほどに凶悪な不良で、暴行事件を起こして全空捜査局管轄・少年罪流島(通称ネンショー)に送られていた。
実はマナリア魔法学院の生徒であり、学院に復帰した際には彼を恐れ学院を欠席する生徒まで出たほど。
暴走族『烈弩宇威愚』の総長であるツバサに強く執着しており、彼の過去を利用し暴力事件を起こさせたり親友(マブ)を人質に取ったりするなど、数々の陰湿な手段で陥れようとする。
薄い紫色の髪をした少年で(少年と呼ぶにはかなり大人びた容姿をしているが)、深い紫のシャツに白いジャケットを羽織っている。愛車の派手なケッタギアも紫色。
喋る際には、いわゆる厨二病的な言い回しや英語を多用する。
2021年5月28日より開催されるイベント「蒼空伝説・翔堕威夢」ではなんと彼が主役に抜擢された。無実の罪で特級少年罪流島に送られたというが…?
生い立ち
ショウが不良になった原因は彼の父親にある。
タンデム騎空便商会のボスであるショウの父親が、かつて無茶な改造で生み出した「デーモンリアクター」。その暴発によって起こった騎空挺落下事故は、たくさんの怪我人と死者を出した。彼の父親は被害者遺族に金をばらまくことで事態を揉み消し、全空捜査局の追及の手から逃れたが、残った遺恨の矛先は息子であるショウに向けられてしまう。友達からは仲間外れにされ、連日虐めに遭うが、父親の所業を罪と理解していたショウはリンチに耐えつづけようとした。
しかしある日、父親は泣いて帰ってくるショウを叱りつけ、その気持ちを無下にしてしまう。父親からの仕打ちにショウはとうとう耐え切れなくなり、父親に怒りのまま狂ったように拳を振るってしまう。さらに自分を虐めた者に復讐し、そのまま向かってくるものすべてを叩きのめした。かくして最凶の不良ショウが誕生したのだった。
ネンショーから出てきた後、『烈弩宇威愚』の総長が騎空挺落下事故で両親を失った被害者だと知ると、父親のもとから持ち出したデーモンリアクターを用いツバサを退学に追い込もうとする。ツバサへのその執着の根幹は、自分とは違いたくさんの親友(マブ)に囲まれて学院生活を送るツバサへの嫉妬である。
意外にもその感情はきちんと自覚しているようで、内心ではその点を「卑屈な男」だと自嘲している。
関連タグ
アオイドス(グラブル):グラブル内の中の人繋がり。