概要
忍同士の戦いから生まれた膿のような存在。
忍結界内で忍が流した「血」を糧に現世に誕生する。
様々な種類がいるが、そのいずれも古来より人々に仇なす存在として恐れられてきた。
以下は一般的な妖魔の一覧。
仔蜘蛛(こぐも) | 女郎蜘蛛(じょろうぐも) | 髑髏(どくろ) |
赤鬼(あかおに) | 青鬼(あおおに) | 蛇女(へびおんな) |
雪女(ゆきおんな) | 化蟹(ばけがに) | 木霊(こだま) |
花魄(かはく) | 塗壁(ぬりかべ) |
巨大妖魔
強大な力を持つ大型妖魔の総称で通常の妖魔同様、血を糧として現世に出現する。
だがその巨体ゆえに召喚や存在維持に必要となる血が多く、現世においては忍結界内の血が限界まで溜まった「忍血塊」と呼ばれる空間によって存在を保っているとされる。
一応の言語能力はあるようで、よく耳を澄ますと(非常に不気味な声ではあるが)様々な台詞を聞ける。
怨楼血には覚醒した真の姿「真ナル怨楼血」も存在する。
怨楼血(おろち) | 十羅(じゅうら) | 鬽髪(みかみ) | 茣蓙(ござ) |
妖魔衆
道元によって召喚された10体の人造妖魔。
各自1体に飛鳥、斑鳩、葛城、柳生、雲雀、焔、詠、日影、未来、春花達10人の忍の血が与えられてそれぞれの特徴を引き継いでおり、そのため戦闘スタイルや扱う武器は彼女達に似ている。
ちなみに名前の数字が小さい者ほど上位で、道元いわく壱座から四座は特に秀でているという。
言語能力は無いため唸り声のようだが、圧倒的な戦闘能力で目的を無慈悲に遂行し続ける。
その妖気は数十メートル先でも震え上がる程に感じられる。
以下、それぞれ与えられた血の一覧
第壱座 / 飛鳥 | 第弐座 / 焔 |
第参座 / 斑鳩 | 第四座 / 詠 |
第五座 / 葛城 | 第六座 / 日影 |
第七座 / 柳生 | 第八座 / 未来 |
第九座 / 雲雀 | 第十座 / 春花 |
人型妖魔
人間とほぼ同じ姿をした妖魔。肌の色が違ったり角があったりするなどどこかがやはり人と違う感じを受ける。通常の妖魔よりも強力な存在で下級の妖魔を従えたりする事が出来る。
古代妖魔
900年以上も前から存在する妖魔で、当時から忍達と相争ってきた。
以下の三人は妖魔の中でも強大な存在で「三大妖魔」とも呼ばれる。
半妖
人間と妖魔とのハーフで、雪不帰は忍と妖魔の能力を両方とも併せ持つ。力を解放すると妖魔化形態にも変身できる。
融合
人間と融合した妖魔で、零姫は瀕死になった仲間の忍と融合した。現在の姿はその亡くなった忍のもの。