御厨駅

みくりやえき

JR東海と松浦鉄道の駅。

曖昧さ回避

2020年3月14日に静岡県磐田市の東海道本線静岡地区の袋井駅～磐田駅間に開業した。

ちょうど東海道本線と東海道新幹線が並走する地点に設けられており、２線を跨ぐ自由通路からは天候にもよるが富士山まで拝める。

磐田市からの設置要望書は1990年ごろには出されていたが、着工は2014年と大幅にずれ込んだ。

周辺にはヤマハ関係の企業・施設が点在し、中でもJリーグ・ジュビロ磐田の本拠地であるヤマハスタジアムを訪れる観客の需要が見込まれている。

設置場所に実在した旧御厨村から来ており、「御厨」を冠した施設が周辺にいくつか存在する。

ちなみに「御厨」という地名自体は各地に存在し（ほとんどは統廃合などで改名されているが）、同県の御殿場市もかつては「駿東郡御厨町」という名称だった。「みくりやそば」は御殿場市の方のご当地グルメなのでこっちの御厨で探さないように気を付けよう！

大本の由来は「御＝神の・厨＝台所」で、伊勢神宮に納める農産物の産地にこの名称がつけられている（いた）。

年度	乗車人員	乗降人員
2019年(令和元年)度	52人	104人

長崎県松浦市にある松浦鉄道西九州線の駅。長崎県で最北端に位置する。

国鉄時代は肥前御厨駅と名乗っていたが、松浦鉄道転換時に御厨駅に改称された。JR東海の御厨駅は2020年開業であるにも関わらず、「肥前」を頭につけていたのは山陰本線に同じ読みの御来屋駅が既にあったためである。