概要
生きた人形であるチャッキーとティファニーとの間に生まれた子供であり、生まれつき人形の肉体を持った人間である。
服装が紫を基調とした長袖と黒のズボン。チャッキー譲りの赤毛が特徴であるが、顔が中性的なガリガリである上に殺人を嫌うほど気弱である等、外見も性格も両親に全く似ていない心優しい少年である。
また、ビビるとすぐに失禁する癖がある。
生い立ち
初登場は『チャッキーの花嫁』のラストシーンであるが、この時点ではまだ名前が無い赤ん坊であった。
それから6年後の物語である『チャッキーの種』で本格的に登場。
経緯は不明であるが、ニュージャージー州ハッケンサックで生まれた後にインチキ腹話術師に拾われてイギリスの見世物小屋で働かされていた。
初登場時はシットフェイスという名前を付けられて日頃からコキ使われていたが、ある夜にテレビで観たニュースで両親の存在を知り、腹話術師の追跡を振り切って見世物小屋から逃亡。
長い旅の末に両親がいるハリウッドへとたどり着き、撮影所の倉庫でチャッキーとティファニーの人形(撮影用のレプリカ)を発見。
生まれた時から持たされたお守りである「ダンバラの心臓」に記された呪文を読み上げた事で両親が復活し、2人との再会を果たした。
自分達の子供と再会したチャッキーは男の子だと信じてグレンと名付け、ティファニーは女の子と信じてグレンダと言い張る。結局グレンと名付けられたが、ほどなく子供の教育方針で両親の意見が対立してしまう。
チャッキーはグレンに殺戮人形の道を勧めるが、ティファニーは父親とは違う平穏な人生を歩ませようと考えており、2人の方針が板挟みとなった結果、グレンダというもう1つの人格が現れるようになってしまう。
終盤でジェニファー・ティリーと彼女の子供(双子の男女)を自分達の新たな肉体にしようと目論んだティファニーと共にブードゥーの儀式を行ったところ、妻子を殺そうと追っかけてきたチャッキーの襲撃でティファニーが倒れ、怒り心頭でチャッキーと対決。
この時既にジェニファーの肉体を乗っ取っていたティファニーに渡された斧でチャッキーを滅多打ちにして殺害。
チャッキーの死後、グレンとグレンダの魂をジェニファーの双子の子供にそれぞれ移された。
ちなみに男の子の肉体を得たグレンは以前と変わらない心優しい少年に育ったが、グレンダの魂が乗り移った女の子はチャッキーを彷彿させる凶悪な少女へと変貌してしまった。
エンディングではジェニファーの姿を利用して有名人となったティファニーと一緒に暮らしているグレンとグレンダの姿が描かれている。
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チャイルドプレイ チャッキー ティファニー(チャイルドプレイ)