概要
『チャイルド・プレイ』シリーズの主要人物の1人。
人間だった頃のチャッキー(チャールズ・リー・レイ)と交際していた女性。
チャッキーからは「ティフ」と呼ばれている。
グラマーな金髪美女であるが、サイコパスなチャッキーの恋人だけあって彼女もまた平気で殺戮を行なう殺人鬼である。
しかし一方で愛や品性を大事にするロマンチストで、自分の所業を後悔する節も見せたりと、チャッキーに比べればだいぶまともなほうであるが、それゆえにチャッキーと対立することも多い。
作中では1作目のチャッキーと同様、途中で人形の体になっている。
経歴
チャッキーの花嫁(4作目)
本作で初登場。
10年前に一度死亡したチャッキーを生き返らせるために金で買収した警官を利用して警察署に保管されていたチャッキーの残骸を手に入れて修復し、ブードゥー教の秘術を使ってチャッキーを蘇らせた。一度はチャッキーとの再会を喜んでいたものの、肝心のチャッキーが恋愛を蔑ろにするような態度を取ったため、その腹いせに彼を檻に閉じ込めた。…が、案の定あっさり脱出したチャッキーに襲われて一度死亡。
その後、生前のチャッキーと同じくブードゥー教の秘術で魂を人形の肉体に移されて蘇生した。
当初は怒り心頭であったが、チャッキーに言いくるめられる形で新たな人間の肉体を手に入れようと彼に協力する事に。
そして、ちょうど駆け落ちを決意した男女カップルの車に忍び込んで殺戮ハネムーンを開始した。
本編後半ではカップルの口車に乗せられる形でチャッキーとケンカになり、その隙を突かれて黒コゲにされてしまう。
チャッキーの反撃で魂を移す器に選ばれたカップルの動きを封じて計画が順調に進むのだが、カップルの片方がチャッキーの攻撃から相方を庇って傷を負ったのを見て心打たれ、チャッキーを裏切って2人に加勢する。
ラストでは、チャッキーとの間にできた子供を出産して力尽きた。
チャッキーの種(5作目)
前作で誕生したシットフェイスの手によってチャッキーと共に復活。
グレンと名付けられた息子との再会を喜んだが、それから程なく育児方針を巡ってチャッキーと対立してしまう。
本作では憧れの女優ジェニファー・ティリーに目を付け、彼女の肉体に乗り移ろうと画策。
そして、グレンの魂を移す器を用意するために体外受精でジェニファーを妊娠させた。
なお、人形であるチャッキーの精子を受精させたせいか、わずか数日でジェニファーが腹ボテとなり、本編後半で双子を出産していた。
魂を移す肉体が手に入り、儀式の準備を整った矢先にチャッキーが人間に戻る事を辞めてしまい、グレンと共にその場から逃亡。
その後、病院に運ばれたジェニファーの病室に忍び込んで儀式を行ったところ、後を追ってきたチャッキーに斧を叩き込まれて死亡。…と思いきや、運良くジェニファーの肉体を乗っ取ることに成功。
エンディングでは成長した双子と一緒に暮らしている姿が描かれている。
誕生の秘密(6作目)
ラストにて、前作から9年ぶりに人間の姿でサプライズ出演。
更には7作目の『チャッキーの狂気病棟』にも登場しており、フルネームがティファニー・バレンタインである事が判明した。
チャッキーの狂気病棟(7作目)
物語中盤から後半にかけて登場。
前作で新たに登場したニカという人物がその後、収容された精神病院にチャッキーを抱えてやって来る。
ドラマ:チャッキー シーズン1(8作目)
第6話から登場。
今作のドラマで初登場するジュニアという少年をチャッキーと共に唆すために姿を現す。しかし、チャッキーの種(5作目)で彼女が乗っ取ったジェニファーの身体を使っているので、表向きはジェニファー・ティリーとして登場している。
ドラマ:チャッキー シーズン2(8作目)
第1話から登場。
第4話ではシーズン1から囁かれていた彼女の子供、グレンとグレンダとの絡みも見ることが出来る。なお、第1話に出てくる人形のティファニーとジェニファーのティファニーは別人のようで、チャッキーの狂気病棟(7作目)に出てくる分身体のチャッキーと同じように自身の魂の分身を人形に移したものらしい。
余談
コトブキヤのHORROR美少女より、人間と同じ頭身にアレンジされた美少女フィギュアが発売された。
それと同時に女体化したチャッキーの美少女フィギュアもリリースしている。
関連タグ
チャイルドプレイ ジェニファー・ティリー HORROR美少女
土井美加:『チャイルド・プレイ』シリーズの『チャッキーの花嫁』『チャッキーの狂気病棟』の日本語吹き替えでティファニーの声を担当。なお、1作目ではアンディの母カレンの日本語吹き替えも担当していた。
安達忍:『チャイルド・プレイ』シリーズの『チャッキーの種』の日本語吹き替えでティファニーの声を担当。なお、『2』では同作におけるヒロインのカイルの日本語吹き替えも担当していた。