「ONEPIECE」に登場する、「ルフィ」と「ゾロ」のカップリング(腐)。
関係性
麦わらの一味の船長と戦闘員で一番最初の仲間。
海賊王、大剣豪になることを目指しているお互いの能力に多大な信頼を寄せていることが会話の節々からわかる。(後述)
ルフィは仲間達のことを「自分が守るべき存在」と考えているがゾロに関しては「自分と対等」だと思っているととれる。
ゾロもルフィのことを立てるべき船長だと考え、誰よりも忠誠心を持っている。
エピソード
以下ネタバレ注意
第3話にて初めて出会う。
捕まっているゾロに対して、刀を取り返してやるから仲間になれと脅す形で一味に誘う。
実際に刀を取り返し、海賊王になる男だ!と宣言するルフィに対してゾロは仲間になると話す。
「おれには野望がある‼︎! 世界一の剣豪になる事だ‼︎‼︎」
「いいねえ世界一の剣豪‼︎ 海賊王の仲間ならそんくらいなって貰わないとおれが困る‼︎!」
第112話
ルフィの勘違いからゾロに襲いかかり、喧嘩をする二人。仲間割れをいいことにMr.5とミス・バレンタインは攻撃を仕掛けるが…
「「ゴチャゴチャうるせェな‼︎!」」
「「勝負の…… 邪魔だァ‼︎!」」
と2人で相手を攻撃する息の合いっぷりである。
第176話
「"船長命令"をおれはきいただけだ…」
クロコダイルの罠で水に溺れかけた際、能力者で海軍のスモーカーを助けた時のゾロの台詞。ルフィのことを"船長"として見ていることがわかる。
第277話
「ゾロ‼︎‼︎ おいお前‼︎!何やってんだよっ‼︎‼︎」
「お前がいて何で… こんな事になってんだ…………‼︎!」
エネルに仲間達がやられ、ボロボロになって倒れていたゾロに対してルフィが言った台詞。
他の一味に対しては絶対言わなかったであろう台詞をゾロに対しては吐くことからも、ルフィからゾロへの厚い信頼を感じられる。ここからルフィは、ゾロを「自分と対等」の存在だと思っていると考えられる。
第333話
ルフィとウソップが決闘した後の台詞。
「重い…‼︎‼︎」
「──それが 船長だろ…‼︎!」
「迷うな お前がフラフラしてやがったら おれ達は誰を信じりゃいいんだよ‼︎!」
最初からルフィと共にいたゾロだからこそ言える台詞だ。ルフィが迷った際にケツを叩く役割をゾロがしているのである。
第371話
エニエス・ロビーに向かっている最中。正面から今にもぶつからんと迫ってくる海列車に対してのルフィとゾロ会話。
「きれ じゃま」
「ああ」
まさに阿吽の呼吸と言わんばかりの意思疎通である。周りはルフィの意思に気付いていなかった中、ゾロは即座に行動を起こしたのだ。
第485話
七武海の一人、バーソロミュー・くまによって一味は半壊。命は助けてやる代わりに"麦わらのルフィ"の首を差し出せと告げられる。当然「断る」がくまによって一味らは壊滅状態に。
その中ゾロだけは意識を保ち、くまに攻撃を仕掛けるが効かない。ルフィの首を取ることが最大限の譲歩だと言うくまに対してゾロは、
「………わかった 首は…やるよ」
「………ただし身代わりの …このおれの命一つで‼︎ 勘弁して貰いてェ……‼︎‼︎」
「ルフィは 海賊王になる男だ‼︎!」
一味を救うため、野望を手放し命を差し出したのである。
くまはそんなゾロの心意気を買い、ルフィの命を取ることを諦める。その代わりにモリア達との戦いで蓄積したルフィの"痛み" "疲労"等のダメージを弾き飛ばし、ゾロにその苦痛を受けて貰うことにした。
「……なにも‼︎! な゛かった…‼︎‼︎」
一味達が目を覚ました後、血塗れのゾロはなにもなかったと言い、くまとの出来事を話さなかった。
その他
「海賊は肉で宴をやるけどヒーローは肉を人に分け与える奴の事だ‼︎ おれは肉を食いてェ‼︎!」
「ヒーローってのはてめェの酒を人に分け与えてやる奴の事だ‼︎ おれァ酒を飲みてェ‼︎!」
違う場面での話なのに同じことを言っており、根本的に似ているということがわかる。
また、アラバスタ篇でのゾロがバロックワークスに勧誘された際に発した「おれを社長にするなら入ってやる」やシャボンディ諸島でのゾロに対するウルージの台詞「2番手にして「1億2千万」 人に従う様な男には見えないが… 船長の度量が伺えるな……」という台詞からもゾロは望んで誰かの下に付く男ではないが、今そうなのは船長がルフィだからという事がわかる。