ペガス
ぺがす
概要
声:徳丸完
テックセットシステムを内蔵したロボット。
宇宙開発センターの天地局長が3年の月日をかけ完成させた。
テッカマンを乗せる馬の役割をもつ。名前の由来は、天馬ペガサス (Pegasus) のフランス語読み。
城二=テッカマンの指示で動くが、人工知能を搭載し、自身でも自己判断能力は有している。また、会話も可能。
脚部に、テックセットシステムを内蔵。城二がテッカマンへ変身する時には、この脚部を開き、内部のセッタールームに収納。中でテックセッター(変身)させ、出撃した後に背中のハッチから変身完了したテッカマンを出現させる。
メインスラスターは指に位置する(そのため、すごく太い)。しかしそれでも手指としても機能する。
戦闘時には自在に飛行し、騎士が駆る馬のごとく、その背にテッカマンを乗せてサポート。また、その姿に違わず怪力を有し、ワルダスターのUFOを破壊したりも可能。
通常はブルーアース号に格納されており、そこから出撃する。単独で大気圏離脱能力も有するが、機体に負荷がかかるのか、緊急時以外には用いない。
ワルダスター側のメカ・ガニラと対決した際には、対抗するためにバリアコーティングを施された。
また、23話でボルテッカ三段返しを使用したテッカマン=城二が仮死状態になった際、蘇生処置を施したが、その影響でシステムの限界を超えてしまい、直後に中破。新型テックセットシステムを搭載し、修理されて復帰した。
10話には、ワルダスターが開発した偽ぺガスが搭乗する。カラーリングおよび細部デザイン以外は同じで、テックセットシステムも同等のものを搭載している。
テックセット時の変身パターン(絡みつく鎖帷子や、プロテクターの装着など)は、本物と異なる。ワルダスター側の兵士ではテックセットが出来なかったため、捕虜としていた地球側の少年兵が無理やりテックセットさせられ、本物のテッカマンと対決させられた。
『宇宙の騎士テッカマンブレード』のペガス
声:飛田展男
テッククリスタルを破壊されテックセットできなくなったDボゥイのためにレビン達が用意したロボット。
元々はスペースナイツの作業用ロボットだったものを改造してテッククリスタルを内蔵させ、Dボゥイが再びブレードになることを可能とした。
ブレードを乗せる馬の役割もやはりあるが、ブレードは元々飛べるためかさらにミサイルなどの武装も装備している。
また鳥を思わせる機首を持つ形態に変形可能で、この状態でブレードのクラッシュイントルードも乗せたまま行う事ができる。
ほとんど「ラーサ(了解)」としか喋らないが、会話する機能も知能もあり、やや片言ながら普通の会話を交わすシーンがある。
コミックコンプで連載された漫画版では設定が大きく異なり、地球のロボットではなくラダムの産物で、さらにテッカマン全員に一体ずつ与えられる騎馬という役回りであった(つまり、敵のテッカマンエビルやテッカマンランスもペガスを持っており、設定上では七体居る事になる)。