「フッ、いくら進化したと言えど、この至近距離からのボルテッカではひとたまりも……なにっ！まさか！？」
概要
CV:小杉十郎太
作中の敵組織『ラダム』に所属するラダムテッカマンの一人で、その中でもテッカマンエビルと同等のスペックを持つと評される指折りの実力者。
名前の通り長刀状の槍を主武器とし、他のテッカマン同様クラッシュイントルードや最強武器ボルテッカを使いこなす。
その性格は人間を虫けら以下と称して容赦なく惨殺する冷酷かつ残忍なものであり、同時にプライドが高く自分の実力に絶対の自信を持つ。
また、密かにエビルをライバル視しており、前線指揮官を務めブレードの討伐任務において中心的役割を果たすことが多かった彼に対して嫉妬している。
ネタとして
物語後半にて自信満々でブレードを倒しに行くが、結果、ブラスター化を果たしパワーアップしたブレードに瞬殺される。
一応、実力はテッカマンエビルと同じぐらいであるが…。
要するに、かませ犬である。
他にもふたば☆ちゃんねるでの漫画版のコラ画像やスパロボWでの珍場面などにより、一躍ネタキャラとして愛されるようになった。
これによりランスは鬱フラグクラッシャーの一員としても有名になっている。
「何をしている！セイバー、アックス！ボルテッカだ！！」
察しの良い方ならわかると思うが、アニメ版のランスはブレードを侮って失敗したが、漫画版のランスはブラスター化したブレードを警戒しており、決して無能な男ではないのだが、それでも負けてしまうあたり噛ませ臭は万倍である。
ちなみにアニメではブラスター化を進めているブレードの拠点にランスが突撃してから僅か２話目でブレードに撃墜された。突撃前のシーンでフラグ極まりない台詞を言ってしまったからであるかもしれない。
更にスパロボでは長生きができたものの生き恥をさらしているというレベルになっている。
例を挙げるとすればサブパイロットの幼女に吹っ飛ばされたり、ブレードを追ったら酷い相手に直面する等悲惨なことになってる。
ブラスター化（本編未登場）。
以下、ネタバレ注意
その正体は、ラダムによりテッカマンへと変異させられた元人間。人としての本名はモロトフ。
主人公テッカマンブレードこと相羽タカヤが家族と共に乗っていた宇宙船アルゴス号の船員であり、血の繋がりこそないが、家族同然の親しい間柄であったらしい。
ただし、他のメンバーらと違ってその他の詳しい経歴や相羽一家との詳細な関係は不明であり、ぶっちゃけラダムテッカマンの中では存在意義が最も希薄な人物でもあった。
正直、テッカマン化後に矢鱈巧名心に焦り、人間の暗黒面を肥大化させるテッカマンの症状から、相羽博士を出し抜き、自ら巧名を挙げようと裏では企んでいた可能性もあった。
ブラスター化設定導入に伴う、後半の話数構成の変更による一番の犠牲者であった。
