CV:横尾まり
概要
ラダム側のテッカマンの一人。
正体はDボゥイ=相羽タカヤの兄・相羽ケンゴの婚約者であったフォン・リー。
ラダムに支配された以後は、司令官護衛型としてケンゴ=テッカマンオメガへの愛情が狂気じみたものへと増幅され、高速仕様テッカマンとして改造された。
「ソード」と名乗っているが、手持ちのテックランサーはフレイル(棍棒)となっている。
オメガへの歪んだ愛情故に、オメガの敵であるテッカマンブレードを排除する為だけに、強力なラダム獣の餌に自分の子(ケンゴとの子なのか、ラダムによる実験の果てか不明)を与えたり、命を縮めさせることを承知で幽閉していた相羽シンヤ=テッカマンエビルにブラスター化を施した。
最終決戦において、月面のラダム基地を目指すブルーアース号に単身襲い掛かり、バルザック・アシモフのソルテッカマン2号機から受けた干渉スペクトル砲により致命傷を負うも相打ちに持ち込み、最後の執念で放ったボルテッカによりブルーアース号を撃墜、バルザックと共に大気圏に燃え尽きた。
ゲーム『スーパーロボット大戦W』では、原作と異なり『宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ』の地球製テッカマン達とも戦うことになるため、自身の報われぬ愛故に如月アキ=テッカマンアキに憎悪と羨望の眼差しを向けることになる。
また、ボン太くんに対しては「そ、そんなものにだまされはしないぞ!私の愛はオメガ様だけのものだ!」と、その可愛らしさに心が揺らぐ一面も見られた。