もしかしなくても→テッカマンランス
概要
「フッ……いくら進化したといえど、この至近距離からのボルテッカではひとたまりも…」
「…何ィ!?まさか!?」
作中の敵組織『ラダム』の幹部級ラダムテッカマンの一人であるテッカマンランスが、劇中で見せたかませ犬の見本のような最期にちなんで付けられた、一部のファンによる愛称。
そのテンプレ振りは、進化した主人公の強さを強調する負けキャラというテンプレ通りの環境、プライドが高く自分の実力に絶対の自信を持つというテンプレ通りの性格、そして『やったぞ→やってなかった』という丁寧な死亡・敗北フラグの建設までやらかすほどである。
元々一部のファンの間で囁かれていただけのマイナーな俗称に過ぎなかったが、ゲーム『スーパーロボット大戦W』において、原作を彷彿とさせる見事なかませ犬振りを再演してしまう。
また、主なかませ相手が萌えキャラとしてネット上で話題になったこともあり、「テッカマセランス」の名も原作終了から時を越えて広く知られるようになってしまった。
由来
主人公テッカマンブレードが進化形態である『ブラスターテッカマンブレード』へとパワーアップする話にて、彼は上記の最期を迎えてしまうこととなる。
それまでの失態と、今まで前線指揮官として出張っていたテッカマンエビルが負傷により戦闘不能状態となっていたことをチャンスと見て、功を焦ったランスは単独でブレード討伐のために出撃する。
ブレードが進化処置を進めるために収容されていた軍事基地を襲撃、圧倒的な戦闘力で基地の兵士たちを惨殺するも、ついに覚醒を終えたブラスターテッカマンブレードと対峙する。
しかし、進化したブレードの戦闘力はランスを子供のようにあしらってしまうほど圧倒的なものであったため、文字通りまるで歯が立たず一瞬で追い詰められてしまう。
一方のランスもただやられていたというわけではなく、ボコられる中でも必殺技『ボルテッカ』のエネルギーチャージを密かに行って反撃の隙を窺い、頭部を掴まれた状態で他のテッカマンの居場所を聞こうとしたブレードの隙を突き、至近距離から渾身のボルテッカを浴びせ掛けるも、記事冒頭の敗北フラグ建設に直結する台詞をのたまってしまったのである。
そして、ボルテッカの余波が晴れ姿を現したブレードには当然のように傷一つなく、ついに恐怖に駆られたランスは逃亡を図るも、ブレードの放った進化したボルテッカ『ブラスターボルテッカ』によって哀れ跡形もなく吹き飛ばされて死亡する。
また、二次創作界では鬱フラグクラッシャーとして活躍し、フリー素材ぶりを発揮する。
関連タグ
テッカマンブレード テッカマンランス かませ犬 敗北フラグ 死亡フラグ
ブロリーMAD:特にブロリー合作でよく登場している。