ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:塩田多弾砲
編集内容:マーベルのキングピンの概要を追記。

MARVELのキングピンの概要

1967年の『スパイダーマン・ノー・モア!』で初登場。

本名はウィルソン・フィスク

ニューヨークの暗黒街を牛耳る裏社会の帝王であり、スパイダーマンデアデビルの宿敵。

小さい頃はいじめられっ子の肥満児だったが身体を鍛えて逆襲、いじめっ子達を支配下に置いてギャング団を結成、そのまま暗黒街を駆け上がってマフィアのボスにまで上り詰めた。

スキンヘッドの白人男性で肥満体に見えるが、実は全身筋肉の塊であり、相撲の達人。

超能力などは一切持たない普通の人間だが、数カ国を手玉にとれる莫大な財力、巨大な組織を運営する明晰な頭脳、そして体脂肪率2パーセント(自称)の規格外の超巨体による人類最高レベルの筋力と耐久力を備えており、他社のコウモリ男をそのまま悪人にしたような最強の人類である。

組織力、経済力は言うまでもないが、その知力や腕力も強力な武器。

手練手管の罠を仕掛けて敵対者を陥れる他、数々の仕掛けをアジトに仕掛けて防御している。個人戦闘においても、ガス発射ネクタイピン、ビームを発射するステッキなどで武装している他、上気にある通り相撲など格闘技の達人でもあるため、素手での戦闘力も高い。

自宅のトレーニングルームでは、真剣を持った忍者やサムライ数名に切りかからせ、彼らを素手で全員叩きのめす……という訓練を毎回行っている。

スパイダーマンも、何度も素手で叩きのめされている

スパイダーマン、デアデビル、パニッシャー、ゴーストライダーなど、クライムファイター系のヒーローたちの前には、ヴィランとして毎回のように立ちふさがる。そのギャングとしての手腕はヒーロー側も一目置くほどであり、一時期行方をくらました時には、ニューヨークの暗黒街の秩序がなくなり、ギャングたちが互いに全面戦争を行ったほど。ヒーローたちですらこの抗争は止められなかったが、キングピンが再び姿を現した事で、すぐに収束してしまった。

暗黒街で恐れられ、敵にとっては残忍冷酷な存在だが、家族に対しては心の底から愛情を有しており、特に妻ヴァネッサ・フィスクの事は深く愛している

ヴァネッサもまた、キングピンの事を愛しているが、ギャングを続けてほしくないと考えていた。そのため、妻の願いを聞き入れたキングピンは、ギャングを引退し、日本に移住しようとしたことがあった。

だが、これを聞いた敵対する組織がヴァネッサを誘拐。彼女は精神を病んでしまったため、キングピンは再び組織に返り咲き、敵対組織を粛正する、という結果に。

ヴァネッサを治療するため、高名な精神科医に診察させたが、その際には『自分と同じ苦しみを感じさせ、確実に治療させる』ために、精神科医の妻を誘拐し軟禁していた。

ヴァネッサとの間には、息子のリチャードをもうけており、リチャードもまたキングピンの事を父親として尊敬していた。

しかし、自身の父親が暗黒街の顔役である事を知り、絶望。自身の死を偽って行方をくらまし、犯罪王スキーマーとしてキングピンに敵対するヴィランとなる

後に正体がバレるも、キングピンとは敵対し、同時に家族として更生を望むという、奇妙な親子関係が続く事になる。

他メディア展開

アーケードゲーム版パニッシャー

最終ボスとして登場。

原作通りの、あるいは原作以上の超巨体で描かれておりラスボスに相応しい戦闘力を誇るが、そんなキングピンを担ぎ上げたまま跳躍できるプレイヤーキャラ達も大概である。

本作の主人公であるパニッシャーことフランク・キャッスルが家族を失う原因となったギャング同士の抗争の元凶として、間接的ながら家族の仇的な扱いとなっている。

しかし、パニッシャーはキングピン抹殺後も生き方を変えるつもりはないようだ。

大きく描きすぎてMARVEL側から怒られたという噂があるが、後の他メディアでもメチャクチャな大きさで描かれることがある。

実写映画版デアデビル

原作と違って黒人男性である。

演者のマイケル・クラーク・ダンカンは後にグリーンランタンの実写映画でキロウォグの声を演じている。

Netflix版デアデビル

原作通りに白人として登場。

演じているのは微笑みデブ役で有名なヴィンセント・ドノフリオ。

スパイダーマン:スパイダーバース

メインヴィランとして登場。

初登場時にスパイダーマンことピーター・パーカーを殺害していた。

関連動画

Spiderman Vs The Kingpin

スパイダーマン:スパイダーバース

関連記事

親記事

編集者:塩田多弾砲
編集内容:マーベルのキングピンの概要を追記。