概要
高遠少年の事件簿に登場するキャラクター同士のCPである。
当時秀央高校1年に在学していた高遠遙一はクラスメイトの霧島純平の誘いでマジック部に入部する。そこで出会ったのが大会での優勝経験を持つことから「女王様」とあだ名される2年生藤枝つばきだった。
高遠が最初にマジック部の面々が見せた空中浮遊マジックのトリックを見破ったことから彼に興味を抱いた(ただし、高遠が以前から公園でマジックを披露していたことを知っていたことから、それより前に彼の存在は知っていた模様)つばきと、彼女のマジックの確かな技術に感嘆した高遠は意気投合。一緒に下校する仲になった。
さらにつばきは高遠の母・近宮玲子のファンであり、高遠のマジックが彼女に似ていると評した。それに対し高遠も、つばきが近宮に似ていると口にする。高遠が彼にとって大きな存在である近宮と「似ている」と称したのは後にも先にも彼女だけであり、彼にとってつばきが一種特別な存在であったことが窺える。
関連タグ
その後
以下、高遠少年の事件簿のネタバレ
「死神マジシャン」霧島純平による第一の殺人でつばきは命を落とすことになる。これに対し高遠は「静かな怒り」を覚えた。
最後の謎解きで犯人と看破された霧島は動機について「お前らがやたら親しげにしていたから」「高遠に気があるの見え見え」と発言。彼女や顧問教師・姫野優未に高遠の「凶気」がなまくらにされてはたまらないと思ったからと述べている。
裏を返せば、それだけふたりは親密であると霧島にも見えていた、といえよう。