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概要

主人であるシャドー「イザベル」「ミラベル」の双子の生き人形。二人で1つのため、名前はどちらもベル。劇中ではベル班の班長をしており、ラムも彼女達の班員。だが、掃除などの仕事は1人分しか与えられていない為に他の班員に任せきりか押し付けている模様。エミリコをわざと躓かせるなど、主人に似て意地悪。

上記のように他人に仕事を任せて空いた時間を使って星付きに媚を売っている。班員やその周囲のこども達からはよくは思われてはいないが、緊急時にスージーから珈琲の保護を任されるなどそれなりの信用は得ているらしい。

容姿

明るい茶髪のロングヘアを耳の下で二つに分けて結んでいる。垂れ眉に吊り目。瞳の色は明るい茶色。エミリコ班の中では最も背が高い。

ネタバレ注意

大広間での二度目の「亡霊騒ぎ」の直後、「特別なコーヒー」を割った事から使い捨ての実行犯として取り押さえられ、子ども達の塔の混乱を早急に鎮める方針をとった星付きメンバーの方針からすす管清掃の処罰を受ける事となる。さらに班長としての資格も取り消され、班編成でエミリコ班の班員に編入する。

清掃中は幾度もすす病にかかり、応急処置を施されても休む間もなく強制的に作業をさせられた結果、処罰が終了したその日に片方のベルが衰弱死してしまう。

一人残ったベルはそのまま2人分の「顔」を務める事になったが、主人が二人に対し顔が一人しかいない事からイザベルとミラベルどちらの顔を表現したらいいのかわからず、主人達もベルの顔としての主導権を取り合って口論しかしない為、その身勝手さに振り回されて混乱、泣き出してしまうなど情緒不安定な状態になってしまう。編成後の大掃除にも来なくなってしまうが、エミリコはこれを「主人二人分の部屋の掃除をしていて、それ以外の仕事に手が回らなくなっているから」だと考えている。(それまで一人分の掃除しかしてこなかったツケが回ってきたとも言える)

しかし、後にケイトの「イザベル・ミラベルは見分けのつかないくらい常に同じ(感情)表情をしているのだからベル一人でも顔としての役割は果たせる」という言い分から、二人に随伴して外出できるようになった。また、大掃除不在の間はエミリコが彼女の分まで仕事を肩代わりして且つ毎日手紙を送っていたが、その手紙を読んだり彼女から贈られたぬいぐるみを腰に身に着けていたりなど、新班長の奮闘の甲斐あって不安定な状態も徐々に落ち着きつつある。

このように、エミリコには心を開き始めた事から当初の意地の悪さは見せなくなり、「顔」中であっても倒れそうになったエミリコをルウと共にとっさに支えてあげるなど、優しい面を見せ始めている。