レミフラとは、東方Projectの東方紅魔郷登場キャラクターである、
レミリア・スカーレット、及びその妹、フランドール・スカーレットとのカップリングである。
概要
東方Project(以下東方)における姉妹百合カップリングの一つであり、同シリーズにおける姉妹百合の代表格的な存在であり人気が高い。
原作ではさほど仲が良いとする描写はなされないものの、
・フランドールはレミリアを「お姉さま」と呼び慕っている(紅魔郷テキスト)
・フランはレミリアの名前を間違われた時に訂正している(霊夢「レプリカとかいう、悪魔のこと?」 フランドール「レミリア! レミリアお姉様よ」)。
・レミリアは慧音と初遭遇時に、慧音はフランの家庭教師としてどうかと咲夜に話している。
・文花帖ではフランはレミリアを「あいつ」と呼んでいるが、レミリアはそれを聞いても「こらこら、お姉様をあいつ呼ばわりしないの」と軽く窘めるだけで、その後も滞りなく会話が進行している(もっとも、これについては「年頃になると肉親を呼び捨てにするようなものではないか」という見方もある。)
・鈴奈庵にて、イメージカット的かつ後姿ではあるが、レミリアとフランがペットのチュパカブラを眺める様子が描かれている。このときのフランの表情は見る事ができないが、フランと一緒に時間を過ごしているレミリアの側はリラックスした柔和な表情をみせている。
などの描写からお互いにある程度の関心を寄せ合っていることが窺える。
また、東方において数少ない年齢が判明しているキャラクター同士であり、レミリアの500歳(以上)とフランドールの495歳(ZUN氏のTwitter上における発言から現在は500歳以上である)事を見れば非常に永い付き合いである。
また、新作の秘封ナイトメアダイアリーではタッグを組み、共同スペカである、紅魔符「ブラッディカタストロフ」を使用。
書籍のグリモワールオブウサミでは、二人で弾幕を使った花火大会に参加するなど、関係の進展が見られる。
さらにこの花火大会に参加していたことに咲夜が驚いていたことから、二人はメイド長にも内緒で参加していたらしい。
新連載の智霊奇伝では、文花貼以来初めて会話の描写が見られた。
レミフラ好きには必見。
Pixivでの傾向
Pixivではレミフラ、及びフラレミどっち付かずである作品も多く、当たり前ではあるのだが素直に『レミリア フランドール』と検索した方が良い結果が得られるだろう。
作品の傾向としてお互いを抱き合っている、もしくはどちらかが一方的に抱きついている様な構図の絵が多数を占める。
二次創作
カップリング名の定義法の一つに「攻め×受け」の順番で呼称する方法がある。
上記に沿えばレミフラは「レミリア攻めのフランドール受け」と解釈できるが、東方は呼びやすさで名称がきまるため、
傾向としてはレミリアがフランドールに押し負かされていたりカリスマブレイクさせられていることが多かったりする。
これについてはれみりゃ、所謂「へたれみりあ」のイメージによるものと思われる。
二次創作でのレミフラの設定を見ると、
- 紅霧異変は、フランが昼夜を問わず外に出られる様に起こしたもの。
- 幻想郷に来た目的はフランドールでも幻想郷は受け入れてくれるだろうと考えたから。
- 妹に生意気な態度をとられ不満を募らせるも、心の底では大切に思っているため、徹底した制裁を下すことはしない。
- ちょっとした思い違いから仲の良くない二人がなにかしらのきっかけで仲を改善する。
- フランがレミリアに容赦のない言動をするが、それは愛情の裏返しである。
- 姉を度々振り回すが、他の人物が姉を振り回したり、軽んじることを快く思わない。むしろ怒る。
などが見られる。
また上記のようなカップリングタグが想定するような関係性が描かれたものに限らず、姉妹関係としての「レミフラ」をはじめレミリアとフランが共に描かれているという作品の構成のあり方を表すタグとしても広く用いられている。
レミリアとフランはその二次創作において二人を取り巻く紅魔館の面々などとの関わりも併せて様々なストーリーが想像されており、「レミフラ」のあり方も多様なものとなっている。
人気投票
2013年6月にニコニコ動画で行われた「第5回東方ニコ童祭」の人気投票・ベストパートナー部門(有効投票総数14,449票)において、レミフラは271票を獲得し第11位となった。レミリアのカップリング中では得票率27%で2位、フラン側では得票率30%で1位。
2017年に第13回東方project人気投票・ベストパートナー部門(有効投票総数24,241票)において、レミフラは3586ptを獲得し第6位となった。レミリア側のカップリング中では得票率35.9%で2位、フラン側では得票率46.1%で1位。