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グリモワールオブウサミ

ぐりもわーるおぶうさみ

The Grimoire of Usami 秘封倶楽部異界撮影記録とは、『東方Project』の公式書籍作品である。2019年4月27日発売。
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東方Projectの公式書籍作品の一つ。略称は『グリウサ』。


原作:ZUN、作画(漫画):あずまあや、挿絵:べにしゃけ、カバーイラスト:唖采弦二

概要編集

書籍『The Grimoire of Marisa』の続編とも言うべき弾幕資料本。平成最後の東方公式書籍である。


資料ではあるが実際はストーリー仕立ての一つの作品で、フルカラーの漫画パートと弾幕レビューの大会パートで構成される。大会パートは複数人の審査員が評価する形式だが、審査員の流動が激しく途中で何度も入れ替わる。また大会パートでもキャラ同士の会話が多く、まともに審査してないケースも…。


作品の魅力編集

今作では出番に恵まれなかったキャラも登場し、中には初めて台詞が付いたキャラもいる。さらにカップリングも掘り下げられ、非常に娯楽性が高いファンサービスに富んだ作品となっている。


特に、

  • 中ボスの台詞付き登場
  • 扱いづらかったり出番的に不遇だったキャラの登場 --公式から扱い辛いと名指しされた鍵山雛水橋パルスィ。黄昏の公式ゲーム出演を期待されながらもスルーされた寅丸星など公式不遇キャラ達の登場はファンを喜ばせた。
    • 特に星は二次創作でもあまり良い扱いをされる事が無く過剰なドジキャラにされる事も多かったが今作では『公式でドジっ子なのは封獣ぬえ』が明言される等、名誉の回復も行われている。
    • 姫海棠はたても当てはまるという声もあるが、文果真報で目立っていたのをどう見るべきか。
  • カップリング
    • 後半ではほぼ出ずっぱりと言えるせいしん。名前こそウサミとなっているが実質的な主役は針妙丸正邪の2人である。
    • また設定から期待されていたおきゆかの待望のやり取り等が有り、こちらでもファンを喜ばせた。

この他にも「身内びいきの激しい妖夢と早苗」「苦労人の霊夢」「秘封NDに引き続きスラング(w)を使う菫子」などネタ的にも美味しい一作である。

九十九弁々等意外なキャラが高評価な弾幕を出す等も面白い。

また、東方鬼形獣伏線と思わしき正邪の発言も…?



ストーリー編集

菫子から外の世界での花火の写真、そして何故かスマホに残っていた弾幕の写真を見せられた霊夢は、花火大会を開くことを決意。

それも普通の花火ではなく、スペルカードの美しさを競う「弾幕花火大会」を開催したのだ。

花火には、もちろん安全面に考慮したスペルカードのみが許された……はずだった。

花火大会の裏で、「安全に考慮された弾幕など真の弾幕ではない」と憤る針妙丸

針妙丸は正邪と結託し、大会を乗っ取り、安全度外視の「本物の弾幕大会」の開催を宣言。

…だが、2人の作戦すら利用する黒幕もおり、花火大会は混沌を極めることに。


関連タグ編集

東方Project グリモワールオブマリサ

弾幕アマノジャク

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