せいしん
せいしん
東方Projectに登場するキャラクター、鬼人正邪と少名針妙丸を一緒に描いた絵、カップリング絵に付けられるタグである。
なお、二人のカップリングを示すタグとしては他にしんせいがあるが、すでに同じ言葉で別内容の記事ができているため、現在は便宜上こちらで統一しておく。
東方輝針城本編において、鬼人正邪と少名針妙丸はそれぞれ5ボスと6ボスという形で出演し、また幻想郷をひっくり返すための『レジスタンス』という組織にともに属していた(というか、組織は実質ふたりしか構成員がいなかった)。
実際のところ、二人の関係は利用するもの・されたものという間柄であり、異変が終わったあと、正邪は針妙丸をおいて逃げている。しかし別の見方をすれば、生まれる前から輝針城ごと鬼の国に幽閉されていた針妙丸を幻想郷という外の世界に連れ出し、レジスタンスという目的を与え、その手助けをした、といったふうな考え方もできなくはないといえなくもない。
その後、続編にあたる弾幕アマノジャクで二人が再会した際、降伏を促す針妙丸に対して正邪は敬語で受け答えをするなど、別れた後でもある程度の仲間意識はある模様。
『グリモワールオブウサミ』において、二人が「結託」して仲良く花火大会を楽しんでいる様子が濃密に描写された。本進行のメインパートもさることながら、あずまあや氏による漫画パートでは二人の様子がフルカラーで描かれる優遇具合。
また正邪は敬称を付けずに「針妙丸」と呼ぶ。今までは姫呼びや丁寧語など、(内心は兎も角として)目上の者に対する態度が抜けなかったが、現在では「対等な悪友」のような関係に変化しているようである。
せいしん要素の濃さから本作は「聖典」と称される程(おきゆかや一部中ボスのファンから呼ばれる事も)。まさに公式が最大手と言う他ないだろう。
「正針」と漢字で表記される事も多い。pixivではタグの統一化により漢字表記のタグは少ないが、掲示板やツイッター等ではよく使われている。
また、「せいしん」という言葉は変換すると「誠心」「誠真」「清心」「聖心」「清真」といったように、針妙丸に対してはぴったりな、正邪にとっては真逆の言葉となるため、そうしたところに引っ掛けた見方もすることができる。
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血筋、それは人を縛る鎖。 誰かの為に、他人の望むままに生きること。雁字搦めの鎖の中で藻掻くよりもずっと楽で、それでいて誰もが賞賛するけれど、自らの心に蓋をした代償は想像よりずっと大きい。その苦しみを誰よりも分かっているから寄り添える。寄り添ってくれると信じているからその手を掴める。そんなせいしんてん。流行れ。 馬酔木の花言葉は「あなたと二人で旅をしましょう」。 10ヶ月ぶりに20000文字オーバーの長編です。ウェットかつ堅くて少々喉を通りにくい感じはありますが、幻想郷の語られないリアルみたいなものが描写できていれば嬉しいなと。 次の長編もきっとまた1年近く開くんでしょうね。反省はしていますがそれで筆の進む速度が変われば苦労しません。 オリキャラというか恐らく存在はするものの原作で言及されていないキャラクターが出ます。 軽度の流血描写があります。25,314文字pixiv小説作品