九霄夕星
きゅうしょうゆうずつ
「今日から夜は魔法使いの縄張りさ。(多分...)」
九霄夕星(Kyusyo Yuzutu)が登場する異空郷についてはこちらからどうぞ。
概要
種族 | 人間 |
---|---|
二つ名 | 紅黒の魔術師(夢、異)・見習い魔術師さん(夢、想)・赤の魔法使い(想) |
Sorciere(想)・九天を飛ぶ箒星(滄)・九重の天に轟く魔法使い(滄) | |
好奇心旺盛な魔法少女(蓮、隠)・知的な魔法使いさん(蓮、隠、月) | |
森のインテリ魔法少女(隠)・九霄の魔法使い(東) | |
平凡なマッドサイエンティスト(蓮、童、隠、彼、異、湖、東、地、正、城、奈、霓)・実験台を探す狂科学者(妖) | |
何の変哲もない魔法使い(MI)・奸佞邪智の魔法使い(紅)・科学的な魔術師(藤) | |
知欲の魔法使い(聖)・夜の魔法薬学者(感)・驚愕!赤い魔法使い(怪) | |
厳寒に身を震わせる魔法使い(創)・天体と魔法好きな人間(憑) | |
月夜の魔法使い(幻)・知性溢れる魔法探偵(智)・美酒好きな酔いどれ魔法使い(宵) | |
職業 | 魔法使い |
能力 | 火力を上げる程度の能力・魔法を扱う程度の能力 |
住んでいる所 | 九霄万屋魔法店 |
身長 | 126cm(-0版時点)→161cm |
年齢 | 不明(枇文とは同い年) |
誕生日 | 9月6日 |
星座 | 乙女座 |
五行 | 火 |
嘘テーマ曲 | 星屑の恋路(魔、童、無)・暁星恋心(夢)・Luna Love Magic(異) |
ヴァルプルギスの夜〜Witch Ball(異、東) | |
マッドランドナイトメア〜Shining imagination(童)・クラウドポーション(隠、怪) | |
ミッドナイトコレクション(彼)・マジックアステロイド(妖、感) |
九霄夕星とは、東雲枇文と並ぶ、異空郷のもう一人の主人公である。
容姿
赤髪で瞳はツリ目の金色。長い三つ編みはスカートの真ん中辺りまである。
黒いフード付きの服、腰には緑色の大きいリボンをつけており非常にシンプルな格好をしている。
三つ編みについている黒いリボンは枇文から貰ったもの。
-0版の容姿
性格
男勝りな性格をしており、基本クールかつ冷静沈着で頭の回転が早く落ち着いている。どこか達観し割り切ったような性格でもある。意外とノリが良いのだが、冗談のセンスは壊滅的。少々短気で勝負事が好きな上に負けず嫌いで、弾幕勝負が得意(自称)らしく何でも勝負事で決めようとしてくる。喜怒哀楽の表現は比較的分かりやすく、感情も読みやすいほう。しかし、感情を表に出しながらも心の中では冷静に物事を観察し、自身の経験から最適かつ堅実な判断を下すことができる。その代わり予想外のことに対してめっぽう弱く、柔軟な考え方を苦手としている。生意気盛りのため、どんな相手に対してもズケズケと物を言う。何かを尋ねられたり、お願い事をされても素直に答えたり行動に移したりはせず、態々回りくどい言い方をしたり、ムスッとした態度で行動をする。愛想のいい笑顔はあまり見せない。しかし、それは性格が悪いからではなく、気が強く、素直になれないのでよく見栄を張り嘘をついてしまう。見栄っ張り、プライドの高さは純粋な内面を隠すためであり、内心ではむしろ他人の力になりたい、助けになりたいと思っている。しかし、本人は心の奥で本心や弱さを人に見せることを恥ずかしいと感じているようで、中々正直になれない。妖精達からは強気な性格のせいで「怖い人」と認識されてしまっている。だが、本人は妖精や妖怪などを新しく習得した魔法の試し撃ち相手や魔法薬のよい実験体と見ているので、怖い人と認識されているのは当たり前なのかもしれない。
正義感があり情に弱い一面もあるが、普通にさらっと毒を吐いたり嫌味を言ったり、相手が自分によって翻弄される様を楽しんでいる節もある。自分の興味をそそるものが好きで探究心、追求心が強い。「知的好奇心を満たしたいだけ」が口癖。そのことを顔に出さないようにしているが正直バレバレなようだ。枇文のストッパー役でもあるが、枇文がストッパー役に回ることもある。研究熱心で、''人間基準''では純粋な天才で頭もよくキレるのだが、人間を越えた存在のいる異空郷では下目に見られがち(一般人から見たら凄い才能の持ち主なのだが)。そのため劣等感を抱きやすいようであり、同じ魔法使いであるメイジーや枇文に対してライバル心を燃やしている時も。前述の通り博識なため世の流行などにも敏感で、夕星とは正反対に周囲の事に対してあまり深く考えていない枇文を「世間知らず」と評している(これは馬鹿にしているのではなく、彼女なりの忠告であり心配であるのだが)。最後の最後に油断したり「勝てる」と思い込む癖があるのでそこも弱点である。
枇文とは対照的に非常に疑ぐり深く慎重派なため、自身が認めた者、特に枇文以外にはとてつもないほどに無関心かつ冷淡。神様などの底が知れない存在や胡散臭い相手(鶯など)、力量の差で圧倒的に不利な相手、特に禍津ナギに対しては警戒の姿勢を強めている。異変などの自分が知らない未知の事には興味を示しやすいらしいが。感情的になりやすい反面、その気持ちを抑え冷静に考える頭脳を持ち合わせている。礼儀知らずでややデリカシーに欠けるところがある。しかし決して鈍感というわけでもなく、寧ろ分かった上でそういった反抗的な態度をとっている。そのため生意気と思われることが多いが、年相応に悪戯をしたりと子供らしい一面もある。口が軽く、秘密を話しやすいタイプ(ただし自分に関わったりする重要な秘密は漏らさないようだが)。並外れた好奇心で、何にでも興味を示すせいか面倒ごとに巻き込まれやすい。趣味人でとにかく自分の欲求を満たすために行動している。収集癖があり、魔法を学ぶための本や、道具、異変を通して手に入れた物を飾っており、思い出の品らしく、大切な物。なので部屋は散らかっており、普段の性格のせいか初めて部屋に入った人には大抵驚かれる。寝相が悪く寝癖が凄いらしい。普段は早寝早起きなのだが、研究に夢中になりすぎて朝になっていたことなんかはしばしば。一人称は「私」、二人称が「お前、名前呼び」など。語尾に「〜だ」、「〜ぜ」とつくことが多い。
仕事
一様枇文についていくような形で妖怪退治をしたりしている。
異変が起きた時は自ら動き原因を突き止めたりしている。ただ彼女は異変解決をしたいのでは無く、異変というものに興味がある、勝負事が好きという理由で出向いているため、最初の頃は解決しなくてもいいと思っていた節もあった。今となっては異変解決後に色んな人に感謝されることが嬉しく、解決にも積極的になっている。
能力
火力を上げる程度の能力
自身やその他の力を倍増させる能力。しかし自身に見合わない程に力を上げすぎると、体が悲鳴をあげてしまいキャパオーバーを起こしてしまうため、扱いの難しい能力。自分以外にも、炎の火力をあげたり、他人にもこの能力を使い力を底上げすることもできる。
魔法を扱う程度の能力
ありとあらゆる魔法が使える。夕星自身は火力が高めの魔法を好み、星や宇宙などに関する弾幕を撃ってくる。ただそれは自分で習得しなければいけなく、 成功するかしないかは努力次第である。
道具
九天炉
魔力を燃料とする小さな火炉。夕星の宝物でもある。これを使えば、一晩煮込むようなトロ火から 山一つ焼き払う程の異常な火力の炎まで出せる。また、夏には炉の一角から風を吹かせて涼む事も 出来る他、魔除け、開運、空気清浄機能など、様々な能力が付与されている。 そもそもは、夕星が実家を勘当され魔法の森で一人暮らしを始めたとき、お守りがわりにと雲翳朔丸が作成して与えたマジックアイテム。後に朔丸自身の手によって、錆びない上にあらゆる環境においても材質がほとんど変化しないという「緋々色金」製に作り変えられた。普段はどこかに隠し持っている。九天炉に呪文をかけて使用している。
魔法の箒
空を飛ぶ際に乗っている箒。竹箒。 実はなくても飛べる。
備考
好きなものは魔法・魔法の研究・星・月・夜空・オムライス・犬。嫌いなものは塩辛い食べ物・冬(寒いものや場所が苦手)・悪人や胡散臭い奴・癪にさわる奴。趣味は魔法の研究や魔法薬の開発であり、生き物に例えるとカラスに当てはまる。イメージ花は向日葵・アサガオ・エーデルワイス・カモミールなどであり、実は物凄く方向音痴である。
チャームカード
- 滄溟郷
恋砲「ハイパーバースト」
流星「イブニング・メテオライト」
- 蓮華道
恋砲「ハイパーバースト」
流星「イブニング・メテオライト」
光符「グリッターリングスター」
- 童妖牙
恋砲「ハイパーバースト」
流星「イブニング・メテオライト」
恋爆「イグナイトラプチャー」
流星「スターバースト・メテオシャワー」
星符「スターリーナイト・スカイジェット」
光符「サスペンション・ライト」
陽光「アルベドサンライズ」
流星「フォーリングスター」
星群「アステリズムレーザー」
星符「スターダストランチャー」
魔薬「コールドロンポイズン」
- 隠林伝
恋砲「ハイパーバースト」
流星「イブニング・メテオライト」
光符「グリッターリングスター」
恋爆「イグナイトラプチャー」
流星「スターバースト・メテオシャワー」
天体「プラネタリー・サイエンス」
陽符「コズミック・レイ」
色光「ライマンアルファ・フォレスト」
魔符「スターシェイプレイザー」
月符「ムーンマーレイ・ライトシャワー」
月光「リンクルリッジ」
軌跡「コメットオービット・バーニング」
「コメットフローイング・ザ・ナイトスカイ」
- 彼岸魂
流星「イブニング・メテオライト」
魔法「ボルカニックダスト」
光符「トゥインクルスター」
- 東天紅
恋砲「ハイパーバースト」
流星「イブニング・メテオライト」
流星「スターバースト・メテオシャワー」
星符「スターリーナイト・スカイジェット」
光符「サスペンション・ライト」
魔薬「コールドロンポイズン」
明星「ルシーダ・クエーサー」
星符「ポラリス・ポールスター」
流符「ミーティアストリーム」
彗符「サングレーザー」
衛星「アーティフィシャル・サテライト」
恋弾「恋風吹くプラネタリーバースト」
- 正翔船
恋砲「ハイパーバースト」
雷符「エレクトロマグネティックウェーブ」
- 無頂色天
恋砲「ハイパーバースト」
流星「イブニング・メテオライト」
恋爆「イグナイトラプチャー」
流星「スターバースト・メテオシャワー」
星符「スターリーナイト・スカイジェット」
光符「サスペンション・ライト」
魔薬「コールドロンポイズン」
月符「ムーンマーレイ・ライトシャワー」
明星「ルシーダ・クエーサー」
星符「ポラリス・ポールスター」
流符「ミーティアストリーム」
恋弾「恋風吹くプラネタリーバースト」
天体「ラグランジュポイント」
惑星「バレッジプラネット」
月符「ムーンクエイク」
光符「ライトニングモルダー」
魔法「セレスティアルマジック」
- ミステリアスインシデント
星符「スターリーナイト・スカイジェット」
陽光「アルベドサンライズ」
星符「OBアソシエーション」
星符「イブニングスター」
- 妖精大激戦
極光「オーロラレーザー」
焔符「マグマオーシャン」
重符「グレートアトラクター」
明滅「パルサー・アップ・マグネター」
恋砲「ハイパーバーストみたいな角灯」
月光「シークレット・トワイライト」
六芒「スタビライザー・ヘキサグラム」
星図「バイエル・ウラノメトリア」
「スターリーナイトみたいな追いかけっこ」
「対妖精用ガンマ線バースト」
- 聖霊廟
恋砲「ハイパーバースト」
- 感呪論
恋砲「ハイパーバースト」
星符「スターリーナイト・スカイジェット」
光符「シンクロトロン・ラジエーション」
銀河「スターバースト・ギャラクシー」
観測「スペクトラムアナライザ」
「テレスコープ・アストロロジー」
- 城土封
妖器「バニッシュ・ダークバースト」
「ブラックネビュラ」
- 弾幕レジスタンス
光符「ブラストレーザー」
光符「四重星のトラペジウム」
- 怪奇録
恋砲「ハイパーバースト」
星符「スターリーナイト・スカイジェット」
光符「シンクロトロン・ラジエーション」
矮星「ブラックウィドウパルサー」
*シークレットルーム・レッド*
*一緒出られぬ赤い部屋*
*来たれ!赤く染まる世界へと*
- 奈楽華
恋砲「ハイパーバースト」
- 異無崩
熱砲「サンライズバースト」
- 憑依談
恋砲「ハイパーバースト」
星符「スターリーナイト・スカイジェット」
光符「シンクロトロン・ラジエーション」
月星符「スターリーナイトムーン」
恋夢符「ムーンマーレイ・イリュージョン」
恋砲「ドリーミングバースト」
- 異想ドリームフォトグラフィー
「戒めのスターバースト」
「結界を撃ち抜くフラッシュバースト」
「狡猾なトリッキーバースト」
- 幻獣鬼
恋砲「ハイパーバースト」
人間関係
東雲枇文
彼女の一番の親友であり、最強の相棒でもあり、最高のライバルでもある。枇文のマイペースな性格によく振り回されている。夕星の性格上、本音や素をさらけ出せるのは心を許せる人だけなのだが、枇文に対してや、枇文と一緒に行動している時などは然程周りも気にならないらしく肩の荷を下ろして言いたいように言ったりやりたいように行動するようになる。夕星は枇文がいないと退屈過ぎて死んでしまう程度に仲が良く、文字や言葉を使わなくても、お互いの心と心で通じ合うことができる以心伝心の間柄。そのため相性や息もぴったりなのである。しかし、心の隅には枇文を羨ましく思う気持ちもあり、心情は中々複雑。他にも枇文の危機感のなさを注意したりと気にかけている場面も。枇文は雰囲気が苦手という理由であまり魔女の森に近づかず、異変の時やお茶に誘われた時ぐらいしか顔を見せには行かない。その反対で夕星は枇文のいる東雲神社に入り浸っており、弾幕勝負を挑みに行ったり枇文の調子を見に行ったりと日頃から通っている常連客であり、枇文の神社によく泊まりにくる。夕星は元は洋食派だったらしいが、枇文の手料理を食べたことにより和食派へと変わり、時々枇文のご飯目当てに神社に来ることもあるそう。
(随時追加中です....)
バックストーリー
夕星の母親は夕星を産んで、すぐ育児が苦痛となってしまい父親と離婚しでていってしまう、それからは夕星の父親が男一つでで育てあげる。そのため夕星は男勝りな性格となる。その後父親が再婚したが、義母が好きなのは父親だけらしく父親のいない前では夕星になにかと文句をつけたり嫌味を言ったりして、そのことで段々と自分に自信をなくしていった。その時男の様な喋り方を「女の子らしくない、可愛げのない子」と言われたことによりできるだけ人の前では女の子らしく振る舞う様心がけており仕草や口調などにも気をつけた。ある日人里を歩いていると父親の弟子である朔丸に出会い、気になったのか後をつける。その後今の影空堂を見つけその中で魔法についての道具や、本などを読み魔法使いに憧れる。その後、父親に「魔法使いになる」という夢を話すが、「危険だ」と一喝されてしまう。その後義母にも父親から魔法使いになりたいことを聞いたのか「あんたなんかができるわけないじゃない」と馬鹿にされてしまう。唯一信用していた父親に夢を否定されてしまったせいか、確かに自分には何も能がなくてんでだめと気づき「やっぱり私なんかが...」と諦めかけるが、どうしても諦めきれない気持ちを抱え人里を歩いていると人里に妖怪が現れ、怖くて動けない夕星は襲われそうになるが、そこに旧世代の巫女がかけつけ妖怪を退治する。夕星は旧巫女に対して「助けて頂きありがとうございます。(中略)でも、凄くかっこよかったです。私の勇気がないせいで...」と言うと旧巫女は何かあったのかと聞く。魔法使いになりたいけど、反対されているとその事について話すと、旧巫女は勇気づける言葉と共に背中を押し、何かあったらここへ行くといいと言われ魅精の家の場所を示した紙をくれる。
数週間、もらったその紙を見て悩み続けていたが、意を決して再び旧巫女に会いに行こうと思い神社に赴く。行ってみると旧巫女に指導しれている枇文がおり、それを影から見ている内に「あんな風に私もなりたい」と思うようになっていた。修行が終わったところで勇気を出して声をかけて相談しにきたという旨を話すと、旧巫女は「話を聞く前に枇文と遊んであげてとれないか」と言った。枇文自身、その頃は友達といえる子がいなかったこともあり、内心は大喜びしつつ遊んであげなくもないけど?と言いたげな顔で夕星を見ていた。枇文の修行する姿に見惚れていたこともあり、枇文のことを知りたいと思う気持ちから遊ぶことにする。それからは意気投合し、仲良くなり夜に星などを一緒に見に行く仲になった。その後、一緒に遊び仲を深めた後に旧巫女に相談を終え、旧巫女のアドバイスや枇文の戦う姿に憧れたこともあり、決意を決め「魔法使いになる」と書いた置き手紙を置き、義母と父が居ないタイミングで家出をした。その後は紙に書かれた魅精の家へと行き、旧巫女のことや事情を話すと快く引き受け稽古をつけてもらい、着々と魔法の知識などを覚えて行き稽古を続けて一年を経った頃には強いとまではいかないものの、人間にしては出来の良い魔法を使えるようになっていた。今に至るまでの経緯などは枇文のバックストーリーを参照。色々な事柄があり、枇文に関することなどの記憶が消された後の物語が異空郷-0版となる。