CV:東山奈央
概要
ベルトラム王国を出奔したリオが立ち寄った隣国ガルアーク王国の交易都市アマンドを統治する「リッカ商会」の会頭であり、クレティア公爵家の令嬢。
アマンドで「スープパスタ」と「メンジュー」を開発・販売し、大成功を収めた。店では「ロッテ」を名乗って一店員として働いている。
商売だけでなく元ベルトラム王国の没落貴族で冒険者だったアリア=ガヴァネスを片腕に起用する等、人を見る目も優れており、それまでパッとしない街だったアマンドを農業改革や娯楽の充実化によって発展させたこともあって人望も高い。
実はリオの前世「天川春人」やラティーファの前世「遠藤涼音」と同じバスに乗って事故死した高校生「源立夏」の生まれ変わり。
リッカ商会で前世の記憶を元に前述の商品を開発、日本と同じ商品名で販売したのも自分と同じ転生者を探すためでもある。
前世では春人が通っていた大学の付属高校に在学しており、春人の方は彼女の事をあまり知らなかったが、彼女は心の中で「天川先輩」と呼んでいた。
後に前世の事をリオに明かすも、春人の想い人だった綾瀬美春が春人が死ぬ時間軸より前の時間軸から自分達と同じ世界に召喚された事を知り、彼女が春人が死んだことを知ったら今いるリオ達にも影響が及ぶことを考慮して、美春に前世のことを明かさないの方がいいのでは?と提案している。
(しかし、後に美春にはリオが春人の生まれ変わりであることが知られることとなる)
前世から恋愛ごとに縁がなかったためか彼女自身は自覚していないがリオに好意を抱いており、シャルロット=ガルアーク王女に問い詰められたり、その鈍さをアリアにあきれられたこともある。