概要
『ナカイドのゲーム情報チャンネル【辛口】』というチャンネルを開設しており、主に話題の新作ゲーム、評価の低いゲーム、炎上した事件の3つを取り扱う。
2021年2月22日にチャンネル登録者数が30万人を突破し、総再生数も2021年5月時点で1億回を突破している。
サブチャンネルとして『ナカイドのゲーム実況』『ナカイドのゲームラジオ』、ポケモンカード専門のチャンネルとして『ナナポケ / ナカイドのポケカチャンネル』を開設している。
また、かつては『ナカイドの実写 / Fラン友の会』というチャンネルでFラン大学にまつわる自虐ネタを披露していた。
炎上系YouTuberとして
作品及び原作の概要紹介、炎上の経緯、実際にプレイしての検証、ユーザの反応を踏まえて所感を述べるといった構成が基本的なスタイルとなる。
ただし一部動画においてはその作成経緯の問題点を巡り物議を醸している。
- サクラ革命に関連する一連の動画においてはディライトワークスの社員を名乗る人物からのリーク情報を元にしたということで動画を作成している。
- ビジネスジャーナルの協力を得て行ったとされる取材の方法については強引とも見受けられ、また関わった人物の氏名も公開されていない。
これらのリークや取材が行われたことやその内容については現時点で真偽は明らかにされておらず、信憑性については保証されていないことは留意すべきである。
- アイドルマスターシャイニーカラーズの動画においては、本人すら「炎上というには微妙」と感じていた案件を炎上した事件として取り上げる行為は『炎上系』ではなく『放火系』と言えるのではないかと揶揄する声がある。
- ツイステッドワンダーランドの動画においては、上記の一件を受けて「自分で微妙と思うものを無理やり動画にしない」と掲げたにも拘らず、本人自身が「そこまで大した話じゃない」と感じていた事件を炎上案件として取り上げている。
なお、すべての炎上動画にこうした傾向であるわけではなく、残念ながらナカイド氏が取り上げる以前から苦しい状況にあるゲームが存在するのもまた留意すべき事実ではある。とは言うもののたとえ評価の低いゲームであろうとも事実を基にして所感を語るのと確証が取れない情報を拡散するのは別問題である。
本人曰く炎上の内容が似通っていることにマンネリを感じてきているとのことで、いわゆる「神ゲー」や「クソゲー」と呼ばれるゲームのレビューなど炎上事件を取り上げる以外の方向性も模索しているようである。
ゲームレビュアーとして
前述の通りゲームのレビューについても方向性を模索しているとのことだが、後述する内容がたびたび指摘されており良質であるとは言い難い内容となっている。
- 作品及び原作の概要紹介においては誤った情報を述べているケースが散見され、調査の杜撰さが指摘されている。(モンスターハンターライズがシリーズ初の和風である等)
- 大手レビューサイトの記載や一般ユーザーによるレビューからの引用に頼っている部分が多く、ナカイド氏本人の感触を語る比率は少なくなっている。
- リセマラや冒頭のチュートリアル等序盤のみのプレイに留まるケースが多く、またプレイをしていないケースもあることから、いわゆる「エアプ」であると揶揄する声がある。※これについてナカイド氏本人はツイートにて「案件じゃないんだから面白くなかったらやめる」と発言しているが,ゲームレビュアーとして名乗っているのにもかかわらずやりこまないのはいかがなものだろうか。
- タイムディフェンダーズ公式からの案件の動画(β版をプレイした感想)はグラフィック面を評価していた。しかしリリース後の動画はゲームの問題点を指摘する内容であった。だが問題点の指摘はゲームをプレイしていれば気づくようなものだったり一部の指摘がタワーディフェンス系の知識の欠落によるものだったりとお粗末な内容となっている。そのことから前述の「案件が来たらちゃんとやる」という発言と矛盾している。
視聴者層について
ナカイド氏の動画は炎上というパンチの効いた内容を淡々と述べていくスタイルから良くも悪くも関心を集めている。
炎上を取り扱うという内容からそれを支持する層もまた過激になる傾向があり、その行動についても問題視されている。
- ゲームの不具合やそれに対する運営・メーカーの対応不手際等、不穏な空気が漂い始めるとそれを「ナカイド案件」と称して炎上および動画のネタとなることを期待し、過剰に囃し立てる。
- ナカイド氏の動画に対しては『炎上するようなゲームなのが悪い』『終わるだけだったゲームを取り上げてやっている』『ナカイド氏一人の力で終わるようならどのみち終わっている』といった過激とも言える支持をしている。
- ナカイドの情報を真に受けたと思われる視聴者がとある公式ライブのチャット欄にて荒らし行為を行うなど問題行動を起こしている。また公式アカウントに直接攻撃しに行く視聴者もいる。
なおこれらの行動に対してナカイドは徹底的に無視を貫いており,注意喚起を頑なに行わないことを槍玉に挙げられることが多い。どんなに完成度や評価が低いゲームであろうとも楽しんでいるユーザーは少なからずいるわけでありコミュニティ内で波長の合うファン同士と楽しむならともかく内輪のネタを外に持ち出すのは論外である。
一方で先述した炎上動画やゲームレビュアーとしての問題点から懐疑的な見方をする層も存在するが、一部過激な行動がとられるケースもありトラブルも発生している。
- ナカイド氏が運営するポケモンカード専門店販売主の住所および建物の外観(住所については店舗のサイト上に公開されている)がTwitter上に掲載される。
なお、問題点の指摘等に対してのナカイド氏の対応についてはコメントの削除やアカウントのブロック等、意見されることを拒む傾向が強く、こちらについても物議を醸している。