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東京スポーツ

とうきょうすぽーつ

日本の日刊スポーツ新聞。「東スポ」の愛称で知られる。1960年4月1日創刊。
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概要編集

プロ野球競馬情報をメインとしたスポーツ新聞であり、力道山時代からプロレス関連報道に力を入れていることでも有名。

基本は夕刊紙だが、東北地方では朝刊として発刊される。また、系列紙の大阪スポーツと中京スポーツは夕刊紙として、九州スポーツは朝刊紙として発刊されている(ちなみに大阪スポーツは1964年5月1日、中京スポーツは1968年3月に、九州スポーツは1966年2月1日に、それぞれ創刊)。なお、北海道からは2017年12月28日付をもって撤退した(よって北海道では原則購読出来ない)。

かつての姉妹紙にナイガイタイムス→リアルスポーツ(廃刊)がある。


数あるスポーツ紙の中でも特に娯楽性を重視しており、プロ野球・プロレス関係の飛ばしや、芸能人の噂、UFOUMA関連など、「どうしてこうなった」的な都市伝説ネタにした記事を堂々と一面に持って来ることがしばしばある。

ホモ」「AV」絡みのネタを特に好み、とにかく扇情的な見出しが名物。毎年夏ごろに変なAV特集が掲載されている。

昭和天皇崩御翌日の一面見出しが「ブッチャー流血」だった、というのは「自重しない東スポ」としてテレビ東京と並ぶ伝説となっている。


自他ともに認める『眉唾もののデタラメゴシップスポーツ紙』の代名詞であり、浅草キッドの水道橋博士からは「日付以外は全て誤報」と言われたことも。

ある時掲載された記事が名誉棄損であるとして裁判で訴えられた際には、「東スポの記事は信用する人間はいない」と開き直った主張をし、1審で裁判所側が実際にそれを認めて「原告側にとって記事として取り上げられたこと自体が不快であることは推察できるが、そもそもこの記事は娯楽性の高いもので、東スポもそのような記事を掲載するものであると世間に認知されており、その読者は記事の真実性には関心がない。よって記事を名誉棄損と認めることはできない(要約)」という判示を下して東スポ側が勝訴してしまったことは非常に有名なエピソードである。

ちなみに2審では「娯楽性の高い記事であっても名誉棄損でないとは限らない」として敗訴に終わり、直後に裁判長に「『信用する人間がいない』と報道機関自らが主張することは報道機関としての存在そのものを自ら否定していることと同じ」と東スポ関係者が説教されることとなった。


ただし極稀に本当のスクープを持ってくることもありサザンオールスターズ活動休止(2008年)、安室奈美恵引退2017年)、丸佳浩のFAの人的補償が長野久義2018年)を最初に報道したのも東スポ。2018年のドラフトでの金足農業吉田輝星が一位指名が来ない予想も的中した。

ネタ記事ばかりではなく、時々思いもよらぬスクープや鋭い報道をする辺り、侮れない新聞である。

過去には上述したプロレス団体とのパイプを生かし、オカダ・カズチカ三森すずこの交際を報じようとした文春砲を出し抜き、不発状態に追い込んだ事もある。


また、競馬記事についてはこの限りではない。公営競技で信用できない記事など出していたら売れなくなるので当然といえば当然であるが。最近はウマ娘プリティーダービーブームにも乗って、ウマ娘で登場したキャラの史実を当時の東スポの紙面や馬柱から追うという企画をnote上で展開している

東京スポーツ杯2歳ステークスと言うレースも存在する。

2022年からは不祥事を度々起こして表舞台から退いていた田原成貴元騎手・調教師を専属解説者として雇用し展開予想・レース回顧などを動画配信しており、田原のトーク力や元騎手の視点に基づいた的確な展開予想などが好評を博している。


関連編集

マスゴミ(?) 愛すべき馬鹿

ビートたけし:客員編集長

日本経済新聞 - 近年、誤報が目立つことから「最近の日経は『東スポ並み』」と言われる(最近の東スポへの評価も込めている)。

中京スポーツ 大阪スポーツ/大スポ 九州スポーツ/九スポ

ロシアの声 - Webサイトのニュース記事がロシアの東スポとまで揶揄される国営のラジオ放送会社。もう一度言う。国営である。

東京スポーツ杯2歳ステークス

外部リンク編集

公式サイト

東スポ競馬

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