全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社の系列に属し国外向けにロシアのニュースなどを放送する国営企業。
Webサイトではロシア国内外のニュース記事を幅広く取り扱っているが、その中にはあからさまにいかがわしい、下世話な記事(エログロ、オカルト、疑似科学などなど)も多い。人呼んで「ロシアの東スポ」とも。これでも国営企業である。あくまでも国営企業である。大事なことなので二度言いました
2015年、ロシアの声はラジオスプートニクに改称したが、内容は相変わらず...と言うか、ウクライナ叩きや日米欧へのdisりなどロシアの政治的プロパガンダが増えたぶん、内容の酷さに拍車がかかっている。
国際放送について
元々はソビエト社会主義共和国連邦テレビラジオ放送委員会の海外向け放送として、ドイツ語の放送を行ったのが最初である。共産党機関紙プラウダからの記事をメインに放送していた。
その後、大出力の送信所が各地に建設され、英語とロシア語による「ワールドサービス」は短波の周波数帯を問わず聴取ができた。
現在は日本語を含む32ヶ国語で国際放送を行っている。
日本語放送について
1942年4月放送開始。当時は太平洋戦争まっただ中で対日宣伝放送を目的としていた。
番組は当初モスクワで製作、放送されていたが、後年ハバロフスクにもスタジオを設置した。
日本語放送は夜間でも6時間以上の放送を行い、ハバロフスク・ウラジオストク・ユジノサハリンスク等ロシア東部からの中波放送は日本全国各地に良好に電波が届いてた。
しかし一部は1251KHzで送信されていたため、隣の周波数である1242KHzを使うニッポン放送と混信を起こす場合もあった。