概要
ハイペリオンガンダムの量産試作機。
大西洋連合からのダガーの供給が決まったためにユーラシア連合によって凍結されたハイペリオンであったが、アクタイオン・インダストリーはハイペリオンの有用性を猛アピール、地上での運用に限定して承認された際に、量産化を視野に入れて製造された。
コストダウンを主軸とする再設計を行い、投入領域を地上に限定し、機体各部の装備を簡略化し、『アルミューレ・リュミエール』は右背部に装備された『フォルファントリー』のみの設置へ変更している。
左背部のバインダーのあった場所にはオプション式のマウントラッチへ変更、両腕部も装備可能なマウントを設けた事でダガーシリーズのシールドなどのオプションを追加できる。
合計12機が製造され、そのうち1号機と2号機が東アジア戦線に投入された。
1号機
スリー・ソキウスが使用する機体。ホワイトとグレーの正規のカラーのまま。
2号機
叢雲劾が使用する機体。サーペントテールのチームカラーであるブルーに塗装されている。
スタッフの間でガイぺリオンとも呼ばれている。
バリエーション
原型機にしてユーラシア連邦初のMS。
- ハイペリオンGR・GL
ハイペリオンGをアストレイターンレッドの随伴機として再設計した機体。
基本装備はハイペリオンGを強襲しているが、空間用の設備を追加、背部『フォルファントリー』はGLとGRで左右対称になるように設置されている。
AIによる無人運用がなされ、さらにターンレッドとの連携を重視して、連動システム「トリオシステム」を搭載しており、より高度な連携を実現している。
- ハイぺリオン(量産型)
ハイペリオンの本格的な量産機。
一見するとハイペリオンGを宙間戦闘にも対応させた機体にも見えるが、頭部以外はハイペリオンの完全複製とも言える代物であり、武装も原型機と同一である。