概要
マスクとは、アゴの下から鼻の付け根部分までを覆うようにするのが正しい着用例となっている。
ところが中にはマスクをアゴに引っ掛けたままの人も存在する。
鼻や口が丸出しで、飛沫感染防止という点から見れば何の意味もない。
飲食の短い間だけならともかく、この状態でおしゃべりすると飛沫を防げないので感染流行時には顰蹙ものである。
この顎マスク自体はコロナ流行以前より見られており、コロナ禍による環境が生み出したものではないのだが、新型コロナウイルスの流行により、各所でマスクの着用が義務に等しいものとなった事で顎マスクへの批判の目が強まっていった。
これに乗じて、SNSでは「ラーメン三銃士」のコラで「ダメマスク三銃士」として顎マスクを組み込んだネタも出回った(他二つは鼻を出す、くしゃみする時にマスクを外すというもの)。
顎マスクをしてしまう理由は
・口周りが塞がれるので息苦しさを感じる
・息でメガネが曇る
・内側が蒸れる(夏場は特にこの傾向が強い)
・マスク越しだと喋りにくいor相手に言葉が伝わりにくい
・肌の病気や過敏症を患っている
といったものが主となっており、マスクをしないといけないのは頭で分かっていても、何らかの事情によりマスク着用が苦になっているケースも少なくはない。
いわゆるわかっちゃいるけどやめられないというやつだが、近年ではマスク着用が義務に近くなった事もあり、これらの悩みを解決しやすくなった新しいマスクも開発されつつある。