コロンブスの卵(エネミー)

ころんぶすのたまごってそうじゃない

コロンブスの卵(エネミー)とは『Fate/Grand Order』2021年水着イベントに登場した型月の狂気の産物である。

概要

カルデア・サマーアドベンチャー!終盤にて雇い主であるクリストファー君を裏切ったDOMANの仕込みにより、コロンブスを基に作り出した多重霊基=量産型コロンブスとクリストファー君を合体させた超巨大エネミー。

当初はドラゴンやヒュージゴーストのようなおなじみの巨大エネミーが出てくると思われていたが、

蓋を開ければ舵輪めいた光輪を背負い、コロンブスのものすごい笑顔を浮かべた馬鹿でかい人面卵という我々の想像を上回るゲテモノと化した。

いつもの型月だがこのような狂気、もとい狂喜の卵誕生には蘆屋道満のアドリブが関わっている。

イベント終盤にてカーマによって抑え込まれ最早これまでと覚悟を決めた道満。

そこで発動させた非常手段が、上記した手順で用意したラスボス……なのだが、裏切りまでは既定路線と言いながらクリストファー君を具体的にどの様なエネミーに仕上げるのかまで決めていなかった。

24時間労働を強いてカルデアに呪術を仕掛けさせた挙げ句、量産型コロンブスのバージョンアップに過剰労働追加、そして無茶振りの数々に加えて使いっぱしりにこきつかう待遇をよくしてあげたのにと言われ流石の道満も呪詛を吐いたのでこの行動自体はおかしくない。

問題はクリストファー君に仕込んだ呪詛を起動した直後だった。

本来なら竜かゴーストで折り合いを付ける予定だったはずが、クリストファーが直前に発した

「ゆで卵ありったけのどに詰まらせてやる」

という恨み節にうっかり反応してしまった道満。

(カーマとなぎこさん曰く、「このテの呪いで雑念が交じるとヤバいことになる」らしい)

コロンブスと相性抜群の卵の事を

よりにもよって呪っている最中に

イメージしてしまった結果このような狂気が爆誕した。

要するに、カルデアへの反撃とブラック上司への報復を兼ねた一発逆転の切り札のつもりが、いつもの詰めの甘さが引き起こした大事故がコレである。

ちなみにこの時の道満、敵だった頃でも見られない程凄い汗をかいていたようでかつてない程の初歩的ミスを犯した模様。

道満｢あ。｣

いや｢あ。｣じゃないよオマエ…。

そのシンプルかつ狂気の塊のようなデザインに腹筋崩壊したマスターが続出し、サイズも相まって色んな宝具をぶちこむ動画まで出てくる始末となった。

なぎこさん(通常)だと横からスライドして現れ、オベロンだと宝具ボイスの『吐き気がする、これ以上の終末をオマエ達に用意できるか』と卵を丸呑みする宝具演出により絵面が酷くなった。

更にアナスタシア(水着)は卵に塩振り掛けてる様に見え、茨木童子(水着)なら丁度丸いので汚い花火にピッタリであった。

ちなみに核にされたクリストファー君は卵まみれになったものの無事に救出(?)されました。

Twitterには本物の卵にこのエネミーの顔面を描いたものをアップしている人がいる。