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キャシャーン(OVA)

さいしょのりめいくのきゃしゃーん

キャシャーン(OVA)とは1993年からタツノコプロ製作・コロンビア発売の全4巻のOVA、及びそのノベライズ作品である。

概要

キャシャーン(OVA)とは1993年タツノコプロ創立30周年を記念して製作された全4巻のOVAで、新造人間キャシャーンの最初のリメイク作品である。OVAだけあってハードさと鬱展開も原典以上のであり、OVAとノベライズ版では結末が異なる特徴がある。

原典との違い

OVAリメイク版

鉄也はアンドロ軍団の襲撃を受け、瀕死の重傷を負い、最後の力を振り絞り新造人間に転生した。

オリジナル版に勝るとも劣らない陰鬱さを有しており、数少ない味方の上月ルナに対しても冷淡に接していた。

終盤、父・東博士もブライキング・ボスに取り込まれていた事と、ブライキング・ボスの計画が人間時代に父と共に考案した物と知り、衝撃を受ける。

最期はオリジナル版とは逆にキャシャーン、ブライキング・ボス、母の成れの果てのスワニーと共に相討ちとなり、正に一家心中オチ…と、思われたが、ブライキング・ボスの残骸のモニターが生きており、半バッドエンドとも言える。

ノベライズ版

原典通り、五体満足でキャシャーンに転生。此方はエディオプスコンプレックスをテーマに、キャシャーンは何と母・みどりに屈折した愛情を持っており、父・東博士を亡き者にしようとする不届き者であった。

OVA版と同様一家心中の相討ちとなり、此方はキャシャーンの残骸からDNAが回収され、上月ルナが卵子を提供。試験管ベビーとしてキャシャーンは人間に戻れたのであった。

関連タグ

新造人間キャシャーン・原典