概要
1961年に公開されたゴジラ、空の大怪獣ラドンに続く東宝製作の怪獣映画第3弾。日米合作。
女性にも受ける怪獣映画ということで企画され、モスラを象徴する小美人の設定も当初から企画されている。
安保闘争などの国際関係をシナリオに反映しており、日本国内でのロリシカ人の捜査にロリシカの警察が出動したり、モスラがわざわざ横田基地を通過する等の描写がある。
あらすじ
台風の影響で、日本の貨物船第二玄洋丸が座礁。乗組員は核実験場となっていた孤島インファント島で救助された。
帰国した乗組員を調査したところ、乗組員に放射能の反応はなく、またインファント島には先住民がいるということが発覚する。
乗組員への取材に潜り込んでそのことを知った記者の福田とカメラマンの花村は、取材で言語学者の中條と知り合う。中條がロリシカ国と日本によるインファント島の調査団の一員だと知った福田は密航し、強引に調査団に同行する。
彼らはそこで、島の人々や15cmほどの二人の妖精・小美人と遭遇する。調査団は彼らをそっとしておこうとするが、悪徳興行師のネルソンが小美人を見せものにして金儲けするべく歌を歌わせる。その歌は島の守り神モスラを目覚めさせる歌だった。
小美人を取り返すべく、モスラは日本に上陸する。