※上記イラストはDaisuke Izuka氏の実際の製品版イラスト
概要
「撃退者 レイジングフォーム・ドラゴン」とは、トレーディングカードゲーム「カードファイト!!ヴァンガード」に登場するユニットである。
読み方は「リベンジャー レイジングフォーム・ドラゴン」。
2013年7月6日発売のブースター第12弾「黒輪縛鎖」に収録。
「シャドウパラディン」に属するグレード3のノーマルユニットでパワー11000。
種族はアビスドラゴンである。
公式設定
侵略者の魔手より聖域を守護する事を誓った戦士「撃退者」。 憤怒を体現したかのような風体の老竜戦士。 「ファントム・ブラスター・ドラゴン」が守護竜として君臨していた時代に仕えていた偉大な騎士だったが、彼が堕ちた際に袂を別っている。 別れの際に彼が放った闇の力に侵されアビスドラゴンへと変貌してしまい、世の全てに幻滅して帝国兵に討ち取られそうになったところを、次代の守護竜となる「ソウルセイバー・ドラゴン」によって救われた。 その後、聖域を守る為に再起する事を誓い、肉体と精神に負った傷を癒す為に永き眠りについたという。 しかし、時を経て目覚めた彼は守護竜の騎士ではなく影となる道を選んだ。 それは、一寸とはいえ闇を拒めなかった彼なりのけじめだったのかもしれない。 闇は闇らしく、絶望を以て絶望を征す。 聖域に降りかかる全ての厄災に、怒れる影は等しく絶望を授ける。
「撃退者(リベンジャー)」
神聖国家ユナイテッドサンクチュアリの裏舞台で暗躍する影の騎士団“シャドウパラディン”の中でも、強い覚悟を持って侵略者から国を守る事を決意した者達によって構成された部隊。
名誉も武勲も表沙汰にならず、おのずと危険な任務も増えていく為、構成員は少ない。
しかし、その全てが比類なき意志と信念を掲げる精鋭である為、統率の取れた完成度の高い部隊となっている。
フレーバーテキストは「我ら影に生きる者、全軍全霊を以て貴様を討つ!」・「我是より修羅とならん! 吶喊、レイジングフォーム!」
アニメ作中で雀ヶ森レンが使用。
ブレイクライド時の詠唱は「更なる激昂を前にして、恐れおののくがいい! ブレイクライド! 撃退者 レイジングフォーム・ドラゴン!」
ユニットとしての能力
能力1
【自】【(V)】【リミットブレイク】(4)(あなたのダメージが4枚以上で有効):[あなたのカード名に「撃退者」を含むリアガードを3枚選び、退却させる]
このユニットがアタックしたバトルの終了時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの手札から「撃退者 レイジングフォーム・ドラゴン」を1枚まで選び、【スタンド】でライドし、あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+10000。
バトル終了時、リアガードを3体退却させることでスタンド状態でスペリオルペルソナライドをすることができ、さらにパワーを+10000する。
効果発動時がバトル終了時なのでツインドライブで手に入れたこのカードでライドということもできるため、発動のチャンスは多い。
弱点としては、ライド前のレイジングフォーム・ドラゴンにトリガー効果を乗せても、ライドした先のレイジングフォーム・ドラゴンにトリガー効果は引き継げないということである。
能力2
【自】【(V)】:[【カウンターブラスト】(1)] このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。払ったら、そのバトル中、このユニットのパワー+3000。
後列のブーストなどでガード値をギリギリのラインであげたりと、かなり小回りのきく能力。
能力3
【永】【(V)/(R)】:盟主(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)
余談
・かつてファントム・ブラスター・ドラゴンに仕えていたヒューマンである。ファントム・ブラスター・ドラゴンの闇の力でアビスドラゴンに変えられてしまった。
・彼を含めて、撃退者は大多数がファントム・ブラスター・ドラゴンの被害者である。そのトップであるモルドレッド・ファントムの正体を考えると皮肉な話である。