『自らの欲のために幼い女の子を攫い、両親に絶望を与えた外道……』
「自ら死を懇願すような……地獄の拷問をプレゼントしよう」
『両親の怒りと憎しみは……この私が拾い上げる』
「お前にとっちゃ……悪魔さ」
流川「このケーキあげるから、お家で食べな」
「証拠だと? おい……そんなもん無くても目を見たらお前なんだよ……」
「ああ? 嘘つけよ……殺しただろう。テメェ……簡単に死ねると思うなよ」
対象
依頼人の娘を自宅に連れ込み殺害、自宅の裏山に遺体を埋めた変質者に執行。
概要
戦国時代と江戸時代にてキリシタン弾圧目的で行われた拷問。大人の全身が入るほどの大きな壺の中に、数百匹にも及ぶ蛇を罪人と一緒に入れ、罪人に酒を浴びせた上で、壺を叩いたり壺の底に火をくべるなどして蛇を刺激させ、身体中を噛みつかれるばかりか、逃げ場を求めて罪人の口や耳や肛門など穴という穴に侵入され、やがて肛門に侵入した蛇が内臓に食らいついて死に至る。劇中では毒蛇も混ざっていた模様だが、そんなことは彼にはどうでもいいことであった。
経過
拷問室に叩き込まれた罪人を伊集院は「女の子を攫ったのはお前だな?」と問い詰めるが、罪人はシラを切るばかり。しかし十全な下調べを行い、更には相手の目を見るだけで罪の有無を判断出来る伊集院に罪人の戯言など通用せず、罪人は蛇責めにかけられた。再び問い詰められた罪人は「攫った女の子は実家に預けている」と嘘をついたが、やはり伊集院には通用せず刑罰は続行。しばらく続けられ息も絶え絶えになった罪人に、伊集院はラストチャンスとして問うたところ、罪人は「殺して裏山に埋めた」と白状。しかしながら直後に内臓を蛇に噛み破られ、結局死ぬことになった。しかし伊集院はそれでも不十分だとして、永遠に静かになった罪人に対し「もっと苦しめるだろ!」という意味不明な活を入れていた。
あとがき
蛇責めはキリシタン弾圧の際に多く行われたと言われている。
モデル
犯行の手口からして事件のモデルは奈良小1女児殺害事件の犯人である「小林薫」と思われる。犯人は死刑執行済みである。
余談
この動画では、拷問の最中に罪人が被害者を殺して自宅の裏山に埋めたことを白状しており、被害者の両親と警察は伊集院から提供された情報に基づいて裏山を捜索した結果、被害者の遺骨を発見することができた。この事から、伊集院は警察とも正式なコネクションを結んでおり、警察の方も拷問ソムリエの存在を認知していることを間接的ながら窺い知ることができる。
また、今回の罪人には妻がいたが、妻の身柄はどうなったかは不明。