概要
主に千葉県北西部を中心に千葉県全域と関東地方の一部地域で見られる過眼線が薄く、どことなくシマエナガ(の夏毛)に似た見た目をしたエナガの通称。
普通のエナガの群れに混じって見られることもある。
古くはドロエナガと呼ばれていたが、最近はシマエナガにあやかってチバエナガと呼ばれるようになった。
なぜこの地域にのみこの様な個体が現れるのかはよくわかってないが、縄文海進時に本州から隔絶されて島となっていた千葉県に生息していたエナガの個体群がシマエナガとは別に眉斑の薄い特性を獲得したものがチバエナガである可能性があるとされている。