概要
小学館の少女マンガ雑誌・月刊ちゃおに連載されていたあだち充のマンガ。
1986年9月号から91年3月号まで連載、91年にOVA化された。
ストーリー
麻丘高校ソフトボール部のエースピッチャー・中里美夏は幼馴染でボクシング部の秋葉習とボクシング部兼ソフトボール部顧問の山桜監悟に気にいられ、彼女が変装した「須藤真利亜」を見た条青高校ボクシング部のスター選手・門松直人にも惚れられるなど、モテモテであった。
中里美夏と「須藤真利亜」が同一人物であることはほどなくバレるが、美夏をめぐる奇妙な四角関係は続いていく。
登場人物
- 中里美夏(須藤真利亜)(cv:高山みなみ)…麻丘高校2年、ソフトボール部のエースピッチャー。本作のヒロイン。本来はショートカットのボーイッシュな女の子だが、ウィッグをつけメガネをかけ、ガーリッシュな格好で歩いていたところを門松に見つかって惚れられ、元から惚れられていた秋葉・山桜との奇妙な四角関係に巻き込まれる。
- 秋葉習(cv:山口勝平)…麻丘高校2年。ボクシング部に所属。門松・山桜と同じく美夏に惚れている。ボクサーとしての素質はあるがやる気はない。恋のライバルでもある門松が美夏に惚れ、ボクシングに本気に取り組むようになる。
- 門松直人(cv:堀川亮)…条青高校3年。ボクシング部のスター選手。偶然見かけた「須藤真利亜(中里美夏)」に惚れ、正体がわかった後も秋葉と対立する。
- 山桜監悟(cv:神谷明)…麻丘高校教師、ボクシング部とソフトボール部の顧問を兼任する。ソフトボール部のエース・美夏に惚れ、何やかや、ちょっかいをかけまくる。大学時代はプロボクサーを目指していたが、姉の死去に伴い、姉の娘である知香を引き取ることになったため、プロボクサーになることを断念する事となった過去を持っている。
- 田中知香(cv:坂本千夏)…山桜の姪。幼くして両親(母親は山桜の姉)を亡くしたため、山桜に引き取られている。小学生ながら山桜のために家事をこなすしっかり者。美夏を気に入っており、山桜が美夏と一緒になることを願っている。