概要
JRグループ各社では、コンピュータ管理によるきっぷ販売システムのある窓口を「みどりの窓口」と称している。しかし、JR東海では、順次名称を「JR全線きっぷ売り場」に変更している(一部の駅では、「みどりの窓口」表示も残る)。
JR東海は、表向きは「(有人駅では)どの駅でも指定席の発売が可能なため、そのような区切りはせず、より一般的な「きっぷうりば」に名称統一して案内表示をしている」と名前変更の理由を説明している(古谷あつみ「[[なぜJR東海の駅に「みどりの窓口」はないのか 「きっぷうりば」に名称統一して案内表示
>https://toyokeizai.net/articles/-/114181?page=2]]」)。
しかし実際には、この名称は1996年にJR東日本が登録商標としたこと、加えてJR東日本のコーポレートカラーをイメージさせる名称なのをJR東海が嫌ったための名称変更と指摘されている(梅原淳「いま注目を集める「みどりの窓口」の無人化 その鍵を握る「アシストマルス」とは」)。
機能自体は「みどりの窓口」と同じである。そのため、全国版の『JR時刻表』『JTB時刻表』などでは「みどりの窓口」として案内されている。しかし、JR東海としては、自社駅に「みどりの窓口」は1カ所も存在しないというのが公式見解である。