概要
「秘密戦隊ゴレンジャー」第73話「黒いつむじ風!!勝負だ!一直線」に登場。
CV:丸山詠二
「何を、武士道には然るべき作法があるのじゃ」(ゴールデン仮面大将軍とのいがみ合いの時の言葉)
「たわけ。この世は生きるか死ぬか、殺すか殺されるかのどちらかじゃあ」(ファイトマシーン時)
敵であっても相手は正々堂々と戦って倒すべき、と公言するほどの武士道を貫く武人。
十字槍と兜の三日月手裏剣の使い手であり、その腕前は相当なレベルの武芸者でもある。
ミドから名乗り順と逆に一騎打ちをして4人を次々と負かし、残るアカに挑む。崖から落ちてアカに助けられ、その隙を狙う忍団によってアカが負傷したことに怒り、忍団を「卑怯者」と罵りながら残らず倒す。
その後、アカを逃がした上でアジトに戻り、元から反りの合わないゴールデン仮面大将軍といがみ合う。その最中に黒十字総統の指図を受けた近衛兵に撃たれ、とどめを刺されそうになったところ、大将軍が「出来損ないだが、むざむざ殺すには惜しい奴」と止めたため、大将軍の提案と黒十字総統の許可によって、血に飢えたファイトマシーンに改造される。改造後は子供まで手にかけた。
怒りのゴレンジャーとの戦いで5人を圧倒、ゴレンジャーハリケーン(変形なし)も通じなかった。
二度目に放ったゴレンジャーハリケーン・ゴレンジャー(五人の個人武器に変形して飛んでいく)もものともしないかに見えたが、最後のヤリビュートは捌き切れず、胴に命中。そのショックで元に戻る。
改造されてからの記憶がなく、「正々堂々戦って負けたのじゃな?」とアカに尋ね、「そうだ。正々堂々と戦って負けた」と言われると満足し、「武士の最期、見届けるがよいぞ。さらばじゃ!」と告げ、ヤリビュートを再度自らの身体に突き刺し、命を絶った。
その最期に、爆発と共に飛ばされた十字槍が墓標となって突き立てられ、アカは一人、その槍に向けて敬礼した。