蘭哀
らんあい
「名探偵コナン」の毛利蘭と灰原哀のカップリング。
概要
灰原にとって蘭は敵わない恋敵であり、当初は避けるような態度をとり続けていた。優しく誰からも愛される蘭のことを「海の人気者」と表現し、元『黒の組織』の一員で裏切り者の自分を「暗い海の底から逃げてきたサメ」と卑下するなど、蘭に対して人間的にも劣等感を感じ、苦手意識をもっていた。
しかし「網にかかった謎」にて蘭の「勇気って言葉は身を奮い立たせる正義の言葉」との言葉を聞いて歩み寄って以降、「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」でベルモットに命を狙われる自分を庇ってくれた姿に大切な姉を重ねたりするなど、蘭への感情や態度が軟化していく。
蘭は一度だけ赤井秀一に宮野明美に似ていることを示唆されており、灰原も蘭の安全を確保することに感情的になったり、逆に自分が不安な時は蘭の上着の裾を掴んで気持ちを紛らすなど、灰原の中で蘭と姉・明美を同一視する気持ちが強くなっているのがわかる。
ちなみに、灰原の証言が本当なら年齢は灰原の方が蘭より一つ上である。