概要
漫画『ファミコンランナー高橋名人物語』第3話にして登場した至高の料理。
小学6年生ときの高橋利幸こと高橋名人が、彼が知る最高であるという食材で作ったハンバーグそっくりな料理。
友だちである子牛・太郎を、大金持ちで食道楽の威角張之助(いかくちょうのすけ)が「その子牛を食わせろ!」と食べようとしたときに、利幸少年は「子牛のステーキよりうまい物がある!ブリバーグを食ったことはあるまい!」と言って提供したのがこの伝説の料理ブリバーグなのである。
この料理を食べた威角張之助は「うまい、今までにない最高の味だー!!」「すばらしい!!」とよだれを垂らしながら絶賛し、太郎は食べられることはなくなったうえに、後に札幌市の某レストランの裏メニュー「札幌バーグ」として密かに提供されるようになった。
この料理を教えたのは親友のゴキ次郎で、その材料とは・・・
- クマの糞
- ミノムシのミノ
- ウシのヨダレ
- ハリネズミのハリ
- ウサギのミミアカ
- ドングリのシブ
- ハチミツ
- セミのヌケガラ
- トカゲソ(作中頻出するトカゲの尻尾)
- ケガニのワキ毛
- クモの巣
と高橋名人をして「す・・・すげェ材料!」と言わしめるものであり、この食品衛生法上問題大ありである材料をこねて、塩こしょうで味付けし、強火で5分間焼き上げた物がブリバーグの正体であった。
その美味さに感動した威角は厨房を見てしまい大いにショックを受けてしまったが、後に裏メニューとして提供されていることから人の業を考えざるを得ない。
しかし当時の読者は材料には問題が多すぎるが、巧みな描写からとても美味しそうであると感じたものは多かったようである。